ウスムラサキタマドリタケ(仮称) (イグチ科、ヤマドリタケ属)
Xantboconium separans (Peck) Halling and Both(Bull.Buffalo.Soc.Nat.Sci.36:240. 1998)

 このキノコはムラサキヤマドリタケを少し小型にしたもので色が薄いのみで、本当によく似ている。 傘は幼菌では紫色で、成菌になると黄褐色、大きさは8〜12cm×10〜20mm、管孔は白く覆われ、その後 黄褐色となる。柄は網目状であり、赤紫色で下は白色、根棒状である。夏、広葉樹、針葉樹の混生林の地上に発生。

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 *胞子紋は褐色。胞子は平滑で長楕円形、大きさは13.8×4.8μm。

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