IZ-News 03年04月号より
分煙から脱煙・克煙へ

医療界において、ここのところ禁煙推進の動きが顕著である。日本医師会では、先月30日の代議員会において「禁煙日医宣言」を正式決定した。宣言で触れられているとおり、日医は全国の医師会館での全館禁煙を進めるとしているが、高知県医師会館も4月から全館禁煙に踏み切った。また、この宣言に先立ち、日本呼吸器学会も同じく先月「禁煙宣言」を採択したが、同学会では学会が認定する専門医について、非喫煙者であることをその資格要件にしたとのことである。(もっとも、非喫煙者であると、誰がどのように証明するのかは知らないが……)

このように、喫煙が健康に害を及ぼすことが明らかであるならば、医療界が禁煙に率先して取り組むのもまた当然、というのがここのところの流れなのだろう。

さて、となれば、当院においても改めて対煙政策について考える必要があるのではないか? これまで当院では分煙を基本に考えてきたが、今後は単なる「分煙」から一歩踏み出し、職員および病院利用者の「脱煙」(=喫煙習慣からの脱却)、「克煙」(=喫煙習慣の克服)を支援するような仕組みを考えるべきではないかと思うが如何なものだろうか?


mailto:agrito@mb.pikara.ne.jp