IZ-News 03年05月号より
院内メーリングリスト

ここ十年足らずの間にインターネットを利用する人は爆発的に増えた。インターネット上で動くアプリケーションのうち、WWW(ホームページ)とならんでもっとも普及し、定着しているのがメール(電子メール)だろう。メールは、二人の間で交わされる一対一のメールだけでなく、メルマガ(メールマガジン)、ML(メーリングリスト)のような一対多、多対多の仕組みも発展し、これらはすでに一種の文化となっている。

さて、そのメーリングリスト(以下ML)。当院職員でも一つや二つ、MLに入っている人は結構いるのではないかと思うが、仕組みについて少し説明してみよう。仮に一〇〇人のメンバーで構成されるMLがあるとする。一人のメンバーがある定められたアドレスへメールを送ると、このメールが自動的に一〇〇人のメンバー全員に送られる。これがMLの仕組みである。このメールを受け取った一〇〇人のうちの誰かが感想なり反論なり、何らかの返事をメールで送る。するとこのメールも一〇〇人のメンバー全員が読むことになる。つまりメンバーのお互いがそれぞれ仮に遠く離れていたとしても、あたかも会議をやっているような状態をつくることができるのである。もっとも、メールを読む頻度が三日に一度の人もいればインターネットに常時接続していて着信(=発信)と同時に読む人もいる。同様に、MLにも個性があり、議論がつながる回転が非常に速いMLもあれば、遅いところ、ほとんどチェーンができない(=つながらない)ところと様々だ。いずれにせよ、ここまでの記述で気付かれたと思うが、MLという仕組みは、うまく機能した場合、目的を共有する集団内で運営されると、情報や問題意識の共有、効率的で民主的な意思決定等々、おおいに力を発揮する可能性がある。

わが防治会においてもMLを武器に情報民主主義革命を! と言うと、あまりにも壮大な夢になってしまうが、まずはそのためのささやかな裾野づくりの意味を込めて(?)四年前から防治会フリーメーリングリスト(BFML)なるものを始めている。防治会傘下の事業所を職場とする職員(含、委託業者)およびその家族であれば誰でもいつでも入退会自由、投稿する話題も自由という、職員間の親睦が主目的のきわめてアバウトなMLなのだが、その底には右記の通り、主宰者(私である)の企みがある。ま、何はともあれ、BFMLのホームページをのぞいてくれたら嬉しい。


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