診療情報管理室が立ち上がりましたこの4月、当院における診療情報管理の向上を目指し、診療情報管理室が正式に立ち上がった。これを受け先週、室長である私が診療情報管理について院内講義の機会をいただいた。
2回のプログラムで計75人が出席していただき、アンケートに44人が答えてくれた。その中で、今回の研修が「役に立つ」と答えてくれた人が36人。ありがたいことである。だが一方、「理解できなかった」と書いた人も7名いた。講義の時間が限られていた中で、けっこう端折り端折り話したのだが、基本的なことについてはもっとじっくりと説明し、不必要な部分は削った方が良かったかなと、今になって思っている。そこで、おわびの意味も込め、最初に説明すべきなのに言い逃したことをここで補足して書いておこう。診療情報管理士の主な仕事は「カルテの整理・保管・出納・登録・監査」である。ここで言うカルテとは、原則的には退院カルテを指す(←これを言い逃した!)。
つまり、多くの医療関連職種は、患者さまの入院期間中にリアルタイムで様々な医療サービスを行うが、診療情報管理士は患者さまが退院してから仕事が始まる。これがこの職種の大きな特徴である。入院カルテが退院カルテに綴じ直された後、点検を行い(監査)、必要なデータをコンピュータに入力し(登録)、整理し、別棟の棚にしまい(保管)、外来や再入院その他のさいに貸し出しを行う(出納)。また、登録されたデータをもとに色々な統計を作成する。そういった一連の業務を行うのが診療情報管理士である。当院ではそうした事務を別棟2階の診療情報管理室で行っている。お分かりいただけたか?
なお、蛇足だが、今回の講義ではパワーポイントではなく、アイデアツリーという本来プレゼン用ではないソフトを使ってみた。このソフトに関心のある方はインターネットでソフト名を検索すると出てくるので見てみてください。