IZ-News 06年06月号より
開院からまもなく5年

早いもので、当院の開院からもう5年になろうとしている。昨年認定を獲得した病院機能評価も、訪問審査を受けたのが6月だったから、あれからちょうど2年という節目でもある。

この5年間、病棟も部署も様々な変遷があった。当初介護療養病棟だった5階病棟は回復期リハビリ病棟となり、3・4階には亜急性期病床ができた。地域医療連携室ができ、開放型病院となったし、診療情報管理室もできた。さらに治験業務という従来の防治会にはなかった事業もスタートしている。今年からは医療安全管理や退院支援にあたる専従者がそれぞれ誕生している。

病院をとりまく法制度も、健康増進法や個人情報保護法などが制定され、病院が行うサービス内容とその質に影響を与えつつある。禁煙についても、当院は2年半前に全館禁煙に踏み切ったが、ニコチン依存症管理料新設にともない、敷地内禁煙必至の状況である。 そしてまた、現在国会審議中の医療制度改革法案は、介護療養病床廃止や老人の自己負担強化をはじめ、この7月の診療報酬改訂(医療療養病床)と相俟って、医療の世界を大きく変えようとしている。急性期医療にしても、DPC導入は、当院にとっても、そろそろ他人事ではなくなってきた。

さて、このようにわずか5年ほどの間にも、病院内外は大きく変動している。
このような情勢にあって、われわれに必要なのは、基本的に次の2点である。1つは、基本的な針路、すなわち理念を見失わないこと。そしてもう1つは、職員1人1人が自分に何を求められているか常に自己点検し、日常性に埋没せず、必要があれば大胆に変わること。合言葉は「変わらなきゃ!」である。
(スモーカーの方も「変わらなきゃ」、ね。)


mailto:agrito@mb.pikara.ne.jp