IZ-News 06年10月号より
高知県の健康白書(2006年度版)

先月(9月)、高知県は1996年度以来10年ぶりに健康白書を発刊した。
同白書はPDF版で高知県のホームページに掲載されており、誰でも見ることができる。当院のMyWebにも転載しているので、ぜひチェックしていただきたい。

同白書の主な内容は次の通り。

高知県の健康寿命/人口動態から見た高知県の状況/高知県の平均寿命/死亡統計から見た高知県の状況/高齢期の特徴/働きざかりの特徴/思春期の特徴/こどもの特徴/生活習慣病の状況/生活習慣の状況

私の場合、さしあたり次の2つが気になった。

第1に「将来の人口構成」。
少子高齢化が議論されているのは誰もが知っていることだが、図(略)のようにこれほど男女の差があるとは知らなかった。30年後の推計を見ると、高齢化というよりは「ばあちゃん化」という言葉が思い浮かぶほどだ。もっとも、元気なばあちゃんが大勢いる社会というのは、結構面白い社会のような気がしないでもない。

第2に、高齢者の誤嚥による死亡が増えていること。60歳以上の不慮の事故による死亡原因の推移を見ると、誤嚥による死亡は75年―84年では全体の7.8%。それが95年―04年では22.7%と急増している。嚥下機能の向上、在宅栄養管理への取り組み等、医療機関の役割がかなり期待されるところなのではないだろうか?


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