IZ-News 07年05月号より
評点合わせから見えてくるもの>病院機能自己評価

昨年末、部署長の方を中心に、病院機能自己評価表への評点作業をお願いした。その評価表を回収したものの、年明け以降、多忙にかまけ、なかなか集計できずにいた。だが、年度がかわり、総括・方針といったものを検討せねばならぬ時期を迎えたこともあり、ようやく集計作業に取り掛かった次第である。

今回の集計作業を行っていて、面白いことに気がついた。15人分の評価表があり、各評価項目の評点は評価者によってそれぞれ違うのだが、a、b、cの三段階評価で、たとえば15人中10人以上がaと書いている項目、あるいは15人中10人以上がbと書いている項目を抽出してみると、ある傾向が見えてくるのである。

15人中10人以上がaと書いているのは、バリアフリーなど、主として病院施設のハード面、とりわけアメニティーに関する項目が多い。
一方、15人中10人以上がbと書いているのは、幹部のリーダーシップ、組織内情報伝達、病院運営に必要な情報の収集・活用、改善活動、といった問題群である。

つまり、部署長等の問題意識では、いずみの病院が組織として、様々な問題点や課題などに関わる事柄について、情報を組織的に収集し、それを共有し、必要な改善を行っていくという一連のサイクルを回していく上において、満足のいく状況ではないと認識しているということだ。

右の自己評価はあくまでも評価者の主観(の集合)であり、客観的にどうこうということではない。しかし、皆がそう思っているということ自体が重要だ。そう、ご指摘の通り!! ならば、当院の組織としての問題解決能力向上のためどうしたら良いか、皆で徹底的に議論し、考えていこうではないか。それが問題と分かっていて何もしないのは、怠慢に他ならない。


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