外来管理加算2008年度の診療報酬改訂作業もいよいよ大詰めを迎えている。本日(2月13日)にも中医協の答申が出ると言われている。今回の改訂論議で注目を集めた診療所の再診料値下げ問題が「値下げ見送り」で決着した後、にわかに話題となっているのが外来管理加算の問題だ。
外来管理加算とは、外来において処置やリハビリ、一部の検査(超音波検査、内視鏡など)等を行わなかった場合に再診料に加算される点数で、病院(一般病床200床未満)の場合だと一般患者が52点、老人が47点となっている。
当院では、1ヶ月の請求件数は平均でおよそ4,300件あまり、金額にして220万円ほど。再診患者の約69%で同加算が算定されている勘定になる。
さてこの外来管理加算だが、この4月から算定条件を厳しく、つまり次の1)2)の両方を満たさない場合は同加算が算定できないようにしようというのだ。
※もっとも、発表される中医協答申や厚労省通知の内容如何によっては、以下の記載を大きく修正せねばならぬことになるのだが……。
1)診察時間の目安は5分
2)問診と詳細な身体診察、患者説明およびそれらの要点の診療録への記載まず、1)についてだが、もし「5分」というのが、患者が診察室に入室してから退室するまでの時間であると規定されるなら、今後おそらく間違いなく、5分タイマーを持って受診する患者が現れるだろう。
また、2)についてだが、この算定条件を普通に読むと、「著変なし」程度のカルテ記載では、その回の診察は同加算が算定不可となる可能性がきわめて高い。
当院の場合、患者満足度(納得度)と、外来管理加算算定数とをどれだけ維持することができるのか、今後厚労省から出されるQ&Aがとても気にかかるところだ。