IZ-News 08年07月号より
人生の扉(竹内まりや)

竹内まりやの「人生の扉」という唄がある。歌詞の中で彼女は「気がつけば五十路を越えた私がいる」と、自身が50歳を越えたことをカミングアウトしている。で、さらに英語詞で「たぶん私、90歳を越えて生きてゆくわ」と歌っている。従来の彼女のイメージからすると、この歌詞はちょっとした驚きである。で、その英語詞がなかなか味わい深い。

I say it's fun to be 20
You say it's great to be 30
And they say it's lovely to be 40
But I feel it's nice to be 50

I say it's fine to be 60
You say it's alright to be 70
And they say still good to be 80
But I'll maybe live over 90

I say it's sad to get weak
You say it's hard to get older
And they say that life has no meaning
But I still believe it's worth living
But I still believe it's worth living

一部を勝手に訳すと、こんなところだろうか。
20になるのは楽しいこと
30になるのは素敵なこと
40になるのは愛らしいこと
50になるのはナイスなこと
60になるのは美しいこと
70は、全然OK
80も、まだまだいけてる
(誰だ、私はlovelyねとか、fineねとか言ってるのは!)

後期高齢者医療制度などを巡って、先の国会で起きた騒動は記憶に新しい。このようなすったもんだを見るにつけ、高齢化社会化がますます進行するわが国の行く末が不安になる。だが一方、竹内まりやのこの曲を聴くと、来るべき高齢化社会はこうでなくっちゃ、とも想うのである。
私も信じている。it's worth living と。


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