IZ-News 11年03月号より
連載100回

この湧水欄、本紙第12号から途切れることなく毎回連載しているので、今回でちょうど連載第100回となる。うち1度だけNさんに書いていただき、あとは私(A)が99回書いている。「継続は力なり」と言うが、こと続けることに関しては私の場合、年季が入っている。

中学生の頃、陸上部で中距離走をやっていたが、200Mトラックを3年間ほぼ毎日何十周もぐるぐる回っていた。1つしかないグラウンドを全運動部で共用していて、野球部のマウンドとホームベースの間にトラックがあったので、走っていると外野からの返球を時々ぶつけられた。こちらも痛かったが彼らにとっても私は迷惑な存在だったろう。野球部員たちは始終「いくぞー!!」などと声を出しているのだが、私にはそれが「りくじょー!!」と、クレームの大合唱をしているように聞こえたものだ。それでもめげずに3年間走り通した。

大学生の頃はというと、これもほぼ毎日、大学の正門前に立って、サークルやら学生自治会やらのビラを配っていた。私がいた大学は1学年の学生数が約2,500人だったが、現役学生として学内でのビラまきに立った延べ日数は、私は同学年2,500人中で第1位だと確信している(職業的セクト活動家になった連中は除く)。アホな自慢だが、今でも私はそれを誇らしく思っている。

そしてこの湧水。病院名の「いずみ」のように文章が頭の奥から絶えず湧き出してきて欲しいとの思いを込め、湧水(ゆうすい)と名付けたが、おかげさまでどうにかこうにか水源が枯渇することなくここまで続いている。読者からたまに好意的な反応を聞くと嬉しくもなる。 へたな文章も続ければ芸のうち。たまには誰かの心に響くこともあるかもしれない。今後ともよろしくお付き合いのほどを。


mailto:agrito@mb.pikara.ne.jp