CI委員会発足今月14日、いずみの病院CI委員会が発足した。CIとはクリニカル・インディケータ(Clinical Indicator;臨床評価指標)の略。つまり、CI委員会の目的とは、さまざまなCIを計測し、こうした指標によって医療の質や経営の質を評価し、改善活動に活用すること。
こうした考え方は以前からあったが、計測の困難さや膨大な手間、計測方法についての標準化の遅れなどから広範に普及することはこれまでなかった。しかし、電子カルテをはじめとするITの進展、そしてDPCの普及を追い風として、全国で近年急速にCIの計測・活用が進んでいる。DPCがCIにとって追い風となるというのは、DPCデータの実体が、医療の中味を計測するための標準化されたデータセットそのものに他ならないからである。
実のところ、当院がDPC導入を決めた6年前、DPC導入の目的を運営委員会はこう述べている。
「DPCにともなう病院管理ツールの導入により、医療の質・経営の質の向上を実現する」*1そういう意味で言えば、CI委員会発足は、6年前にDPC導入を決めた当院が辿りつくべくして辿りついた一里塚に他ならない。6年というのは、少々長かった。だが、2006年にDPC導入を決め、2007年から2年間のDPC準備病院期間*2を経て2009年にDPC対象病院*3となり、丸3年が経ち、満を持しての今回のCI委員会発足なので、DPC導入プロジェクトに関わった私としては感慨深いものがある。それにしても6年は長かったが……。ま、とは言え、同委員会の活動はようやく始まったばかりである。
今後の活動に、どうか注目していただきたい。
*1)2006/07/27 部課長会議配付資料より。
*2)医療費支払いは出来高のまま厚労省のDPC調査にデータ提出を行う病院。
DPC対象病院になるために2年間の準備病院期間が必要。
*3)医療費の診断群別包括支払い(DPC/PDPS)を受ける病院。