IZUMINO-izm 16年02月号より
多職種カンファレンス

診療報酬改定の季節である。診療報酬改定には、往々にして「このような医療を進めてほしい」という、厚労省のメッセージが盛り込まれるものだ。今回ひとつ、私の目についたのは、“多職種カンファレンス推奨”のメッセージだ。以下、当院とも関係あるところで2つ例にとる。

1.胃瘻造設術

胃瘻造設術の減算要件が見直され、減算を免れるための要件として、次の項目が追加された。

2.ADL維持向上等体制加算

ADL維持向上等体制加算の施設基準に、次の項目が追加された。

どうだろう? 胃瘻造設術に係る減算は当院の場合、年間約115万円(年67件として)である。この減算をなくすことと、上記要件を満たすために必要となるコストとの兼ね合いを考慮すべきという見解もあろうが、医療の質向上にとって有意義なら、多職種カンファレンス導入を前向きに考えてみるべきかもしれない。ADL維持向上等体制加算にしても、「急性期における早期リハ促進」「質・密度の高い介入を行っていると認められる病棟の評価充実」との考え方により、今回点数が25点から80点とアップしている。キーワードは「質」である。

※当院の実績(年額換算)に当てはめると、約98万円から313万円へのアップ


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