息が白い。肌寒い冬の日の午後。
陽はさしているが空を見上げると、霧のような柔らかい金色の雨が降っている。
こんな情景が目に浮かぶ。天を仰ぎ神に愛を誓っているのだろう。
この曲も美しすぎて心がとろけてしまう。
以前に紹介したサラブライトマンの"Classic"というアルバムにも入っている。
映画The Secret Garden(秘密の花園)の挿入歌。オリジナルはリンダロンシュタットが歌う。腹の底から唸りだす歌い方のイメージがあるリンダがこの静かな曲を歌っていたとは信じがたい気分だ。
サラブライトマンの歌うWinter Lightはクリアな冷たい空気感が出ていてとっても良いのだが、今回もまた手島葵を推す。"La Vie
En Rose - I Love Cinemas"というCDアルバムの1曲目に収録されている。手島葵の吐息のような歌声が祈るような雰囲気を出していてとてもよく合う。おもわず息をするのをわすれてしまう。