液晶、PDP、SEDの競争

TFT液晶パネルの種類

TN(twisted nematic)方式
VA(vertically aligned)方式
  メーカーによって
    MVA方式
    PVA方式  サムスン電子
    ASV方式  シャープ
IPS(in-plane-switching)方式
 日立IPSパネル  東芝、日立、パナソニック、ソニーが採用
 日立、松下、東芝がIPSアルファテクノロジー液晶パネルの
 合弁会社2005年1月1日発足23形以上のTV用アモルファス
 TFT液晶パネルを製造(LG電子にも技術供与)
 視野角が広く175度、応答速度8msが早くWXGA1366×768pixel 
 欠点は少し色むらが現れるらしい。
TN,VA、IPS比較
製造コスト TN>VA>IPS
コントラスト VA>IPS>TN
視野角    IPS>VA>TN IPSは高価だがよく見える

PDP(プラズマデイスプレイ)
2枚のガラスの間にヘリウムやネオンなどの高圧ガスを封入し、そこに電圧を掛けることで発光させる。蛍光灯と同じ原理でコントラストが高く視野角が広い。消費電力が高い弱みがある
液晶に負けて撤退する パナソニック

SED(表面電界デイスプレイ)ハイビジョンテレビの選び方
表面伝導型電子放出素子(surface−conduction electron-emitter display)
ブラウン管と同じ発光原理で電子を真空中に放出し発光面に塗布された蛍光物質に当てる。ガラス基板上に電子放出部が画素と同じ数だけ格子状に並んでおり、各々が数ミリ離れて向かい合い配置されたガラス基板上の蛍光体に向けて電子を発射する。薄型大画面のデイスプレイを作る事が可能、消費電力もブラウン管の半分程度、高輝度、高精細、高動画追従性、高コントラスト、諧調の多さと総合画質に優れ、さらに低消費電力と良いことずくめ。2004年9月14日、SEDパネル合弁会社がキャノンと東芝とで設立され2005年に生産開始。コスト面が改善されれば時代の寵児になれるかも知れない

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薄型大画面テレビの今後