2017年7月3日の勉強会「卒後フォローアップセミナー」
肩関節痛の病態・問診・診断 講師:日本鍼灸師会 鍼灸臨床研修会講師
※講義の様子は撮影禁止でしたので、
写真は会場となった学校と、受講者控室だけです。申し訳ありません。
7月3日、東京都は渋谷にて開催された、
「卒後フォローアップセミナー」に参加してまいりました。
主に免許を取得して間もないはり・きゅう師を対象とした本セミナーですが、
今回受けたのは、肩関節痛の病態、その問診・診察法と、実際の施術について。
一口に「肩関節の痛み」と言っても、腕を上げると痛みを感じる、
上腕骨頭部に付着する腱を痛めた「腱板炎」から、
肩前面に痛みが発生する、上腕二頭筋起始部を痛めた「上腕二頭筋長頭腱炎」、
腕が上がらない「五十肩」と様々。
本講座は、それら肩関節に起こる「痛み・炎症」の、個々の症状や病態、
それらの問診や検査方法・・・目で見てチェックする「視診」から徒手検査法まで、
実際にはりを用いての施術までを、一通り学ぶというものでした。
セミナー内容は何れも実用に即した内容で、
かつ、基礎の大切さについて、改めて知る機会となった内容。
今回のセミナーで学んだことを着実に反映し、より充実した内容の施術ができるよう、
精進していきたいと考えた次第です。