2017年3月12日の勉強会 「鍼灸医療者の役割」
講師:長谷川 尚哉先生(大磯治療院 神奈川県)
3月12日、香川県綾歌郡の宇多津町にある「四国医療専門学校」で開催された、
同校同窓会主催の勉強会に参加してまいりました。
既に卒業した人達に限らず、今年度卒業した学生や、在校生も交えての講義。
内容は前半が「鍼灸(あはき)医療者の役割」というタイトルで、
現代の医療の環境・情勢の中、はり・きゅう師、あんま・指圧・マッサージ師が、
どのような位置づけにあって、どんな役割を持つのかについて、
また、医師との連携、その際のカルテや書類の重要性など、
「医療従事者としてのはり・きゅう師、あんま・指圧・マッサージ師」について、
幅広くお話をいただきました。
後半は「地域とつながる治療院」というテーマで、
仕事としてのはり・きゅう師、あんま・指圧・マッサージ師、
そして院の経営に関しての講義と、「吸角」についての講義と実技練習。
吸角は、実際の効果について、科学的検証を踏まえた説明をいただき、
「効果が期待できる施術」として吸角を学びました。
今回の講義、改めて「人を治療する」、医療にかかわる仕事として、
はり・きゅうを再認識したと共に、技術や知識は言う間でもなく、
地域の人達との関わり、他の医療との関わりについて考え、
改めて、仕事としてのはり・きゅうを見つめ直す機会となりました。
はり・きゅうを通して、自分が出来ることは何か。
しっかり考え、見つめていきたいです。