金剛禅
総本山少林寺
徳島渭東道院
090-2784-7875
徳島市南沖洲3-6
●拳士の声
KK(29歳・男・自営業・初段)
私は子供のときに父親も若い頃少林寺拳法に入門していたことから、小学5年から中学3年まで徳島渭東道院で練習させていただいておりましたが、高校からは部活で他武道を行っていたため、拳法は休止しておりました。
その後、職を持ち年齢も三十路を迎えるにあたり、老後を見据えて何か歳をとっても続けられる趣味を持ちたいと考えていたところ、同業者にたまたま徳島渭東道院入門者がいた関係から安藤先生より連絡をいただき、復帰することになりました。
高校での部活は相手から一本を奪って勝利を目指す試合中心・乱捕り中心の武道であり、あれはあれで闘争本能の発散ができてすごく良かったのですが、まさに弱肉強食の生存競争である現実社会で戦っているこの歳になって、わざわざそれとは別に勝った負けたを競い合う種類の武道に戻る気にはなれず、また社会人ですので仕事が中心であり、怪我をしてもそのまま無理して続けなければならないような試合中心の生活(実際に骨折したまま試合をしたこともありますが、そのせいで今でも冬には足が痛みます)は今の私にはできません。
少林寺拳法の場合、運用法(いわゆる乱捕り)はあくまで拳法の技術を自由な攻防の中で使うことができるかを確かめるためのものであり、勝敗をつけないため無茶な我慢も無く、終わったあとはお互いが相手の攻防に対しアドバイスしあえる関係になれます。
少林寺拳法には私のように復帰組が比較的多いのもこのことが理由なのかもしれません。
(2008.2.7)
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注:少林寺拳法グループの組織改革により、2011年4月1日から組織の形態上、少林寺拳法徳島渭東支部は廃止となり、金剛禅総本山少林寺徳島渭東道院は以前のまま存続しております。本ページには少林寺拳法徳島渭東支部が存在していた2011年3月31日以前の内容も存在しますが、これは過去の記録として掲載しているものであり、少林寺拳法徳島渭東支部が現在存在しているわけではないことにご注意ください。
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