児童・生徒の安全守る/小・中校施設の耐震化工事を視察
学校の児童・生徒の安全を守ろうと、 香川県 高松市 は、2006年度から5カ年計画で市内の小・中学校の耐震化工事を進めている。
学校施設の耐震化工事の早期実施を推進してきた 高松市 議会公明党議員会の6議員は 6 月 6 日に、同工事が始まった市内 香川町 の市立香川第一中学校を視察した。
市教育委員会総務課によると、03〜05年に行った小・中学校施設の耐震診断では、小学校57校のうち51校、中学校24校のうち20校で耐震化工事が必要という診断結果が出た。また、施設の棟ごとでは診断した207棟のうち、早期工事の必要がある施設は全体の76・8%に当たる159棟に上った。
市教委総務課の松木謙吉課長によると、今回の耐震化実施計画では、工事を順次行い、10年度までに159棟の補強を完了する予定。総事業費は約114億円(国庫補助2分の1)。
学校施設の耐震化問題では 香川県 が改修進ちょく率35・4%(06年12月末現在、文科省調べ)で全国ワースト1だったことから、各方面で早期改修を求める声が強く上がっていた。
高松市でも公明党が、早くから予算要望で耐震化工事を行うよう強く要望する一方、定例会代表質問でも再三にわたって早期実施を提唱していた。私たちは地震災害から全学校施設の安全を守るため、工事が一日でも早く進むよう今後も推進役を果たしていきたい。
過去最速のペースで渇水進む、給水基地の緊急視察
香川県 では今年に入り少雨傾向が続き、水源の50%を依存している 高知県 の早明浦ダムの貯水量が 6 月 12 日現在で40.3%(平年値90.9%)に落ち込むなど過去最速のペースで渇水が進行する。このままいけば 6 月中に貯水率が0%になる最悪のケースが予測されることから、第 2 次取水制限が始まった 高松市 で、鶴市町の御殿上水場を市議6名で緊急視察をした。これには、山本ひろし党市民活動局次長と都築県議も同行し、関係者から渇水の状況を聞くとともに、設置された給水基地などを視察した。
貯水率30%を切ると実施される、第3次取水制限以降の対策などの説明を受けることや、水源確保などの抜本的な解決策が課題であることを改めて確認した。
四国の夏季議員研修会に参加
9月8日、 愛媛県今治市 内で行われた 四国 夏季議員研修会に、 高松市 議会全員で参加した。これには、公明党の太田昭宏代表、石田祝稔 四国 方面議長(衆院議員)、山本博司同副議長(参院議員)が参加し、 四国 4県から集った議員とともに、「次の戦い」に向け、新たな前進を誓い合った。
太田代表は今の政治状況について、「回復傾向にある景気を拡大させながら、地方や中小企業、庶民へ還元できるかどうかの大事な瀬戸際にある」と強調。その上で、「財政再建や景気対策などで、けん引力となっているのが公明党だ。政治の停滞を許すわけにはいかない」と訴えた。
また太田代表は「国会議員はいわば地方議員の手足≠ニなり、地方議員は庶民の手足≠ニなって働いていく公明党でありたい」と力説。さらに党勢拡大への心構えについて、「公明党は、庶民に温かさと力強さを吹き込んでいく太陽のような存在。一人ひとりがザ・公明党≠フ自覚で、地域に新しい味方をつくる拡大の波を起こそう」と決意しました。