多々羅川南岸コース


多々羅川南岸と工業技術センター

多々羅川の南岸を川下に向かって歩いて行くと、やがて勝浦川との合流地点に達します。途中には徳島県工業技術センターや、徳島城跡からこの地に移設された徳島縣護國神社があります。                                
                                               
徳島県工業技術センター
 マウスを写真の上に合わせると、裏側
 (北岸から)の写真が見えます。
技術センター裏の桜並木

                           

 徳島縣護國神社と月映神座大國神社 

徳島縣護国神社は平成15年9月、それまであった城山から新たに、ここに移設されました。
入口に掲げられている畧記によると、明治戊辰の役以後、戦争のために殉ぜられた英霊、三万四千三百余柱が祀られているそうです。
1800坪余りある広い境内には戦場で散った御霊をお祀りした数多くの慰霊塔が並んでいます。 

その他境内には月映神座大國神社があり、大國主大神は昭和56年、出雲大社より、御神像を拝載して、創建されたものだそうです。本殿の様式も大社造(おおやしろづくり)になっていて、出雲大社の本殿に代表される造りとなっています。
                   

                              徳島縣護国神社             

   
造営された大鳥居・石造では現在四国一です。 拝殿・幣殿は移築。本殿は改築されました
              
月映神座 大國神社
  
  鳥居の奥の小さなお社が
  月映神座「つきばえかみくら」
正面屋根の千木・堅魚木・鬼板・鰭に
「大社造」の特徴がみられます。
大鳥居と参集殿 護国神社拝殿 拝殿と本殿
西側から 護国神社と大國神社 津田山を望む
数多くの慰霊塔が
並んでいます

 勝浦川と千切山

護国神社は北は多々羅川、南は勝浦川に囲まれた所にあります。堤防道路は片や勝浦川、片や多々羅川となります。この辺りは県の鳥獣保護区に指定され、沢山の野鳥を見ることが出来ます。 
川下に向かって歩くと、県道120号線に突き当たります。ここは、阿波狸合戦の舞台となったところ。また、今は名前だけとなった千切山がわずかに姿を留めています


                         堤防上から
勝浦川堤防上から見た護国神社の拝殿と社務所・参集殿です

                         

               野鳥の観察小屋

                                                

種  類 全長
(cm)
県内で生息
する期間
    特  徴 生  態
コサギ 約61cm 1年中 「白サギ」の代表
徳島の【県鳥】
小魚を食べる・足指が特徴
アオサギ 約93cm 1年中 日本のサギ類中、最も大きい 魚を食べる
カイツブリ 約26cm 1年中 水によく潜る・キュル、キュルと鳴く 小魚を食べる
オオヨシキリ 約18.5cm 4月下旬〜
10月中旬
ギョギョン、ギョギョンと賑やかに囀るすずめより大きい 昆虫類を食べる
バン 約32.5cm 1年中 上手に泳ぐ・クルルルと鳴くハトくらいの大きさ 草の種や昆虫を食べる
カワセミ 約17cm 1年中 チィーと澄んだ声で鳴くすずめくらいの大きさ 水中に飛び込んで小魚を捕らえる
ユリカモメ
40cm
10月〜
翌5月中旬
本県で最も普通に見られるカモメ
3月頃から頭が黒くなる
小魚・パンくず
ヒドリガモ 約60.5cm 9月中旬〜
翌5月中旬
本県に飛来するカモ類中、最も数が多い
ピューピューと鳴く
水草などを食べる
コガモ 約37.5cm 9月中旬〜
翌5月上旬
ピリッ、ピリッと鳴く・ハトくらいの大きさ 雑草の種や水生小動物を食べる
カルガモ 約60.5cm 1年中 本県で繁殖する唯一のカモ・嘴が黄色いのが特徴 水草・水生小動物


     

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