7・ヴァチカン市国・・ローマ
2004年3月19日(FRI) 曇りのち晴れ
世界最小の独立国家 ![]() |
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初代ローマ法王の、聖ペテロの殉教場所に建てられた面積約44万平方m、
人口約1,000人ほどの世界最小国家、ヴァチカン市国の大寺院。約6万人
の教徒を収容できるキリスト教総本山で、この国に足を一歩踏み入れた
途端、クリスチャンでない私でも厳粛な気持ちになる。
ミケランジェロのデザインによるクーポラ(丸天井)と 広場を見下ろす140体の、聖人像。1体の高さは、3.2m。バチカン市国のシンボルとなっている大クーポラはミケランジェロがデザインしたもの。上に昇るとサンピエトロ広場やローマの街並みを一望できるそうです。一度昇ってみたいな〜(エレベーターもあるよ。)
堂内には、聖ピエトロ像やミケランジェロのピエタ像、天蓋に囲まれた主祭壇などがあり、カトリックの総本山にふさわしい、荘厳で神秘的な雰囲気を醸しだしている。
この市国の中に、歴代法王が収集した古今の美術品を納めたヴァチカン博物館があるのだけれど、今日はお休みなので、明朝、訪れる予定だと聞かされた。
聖堂内の広さに圧倒される
ヴァチカンの衛兵
聖堂内のモザイク
警護している衛兵はすべて「スイス国籍」の人、と決められているそうで、
カラフルな制服は、ミケランジェロがデザインしたものといわれている。
見ている間、一度も動かなかった。
サンピエトロ寺院の入り口から見た広場
ピエタ像
キリストのなきがらを抱いて嘆く聖母マリア
寺院の壮大さにすっかり圧倒された
二人ミケランジェロ24歳のころの作品で聖母の胸の部分にかかるベルトには
彼のサインがあるとか。目を凝らしてみる。
子どもを亡くした母の悲しみが、淡い照明のもと、ジーンと胸に伝わってきた。
スケールの大きさと、荘厳な雰囲気に圧倒された寺院を後に、
いよいよ最後の観光地ローマ市内へと向かう。
ロマンチックな永遠の都
前方に凱旋門
コロッセオ
高さ約57m、収容人員5万人以上という巨大な円形の競技場。
このコロッセオが落成したのは紀元80年・・・
そんな時代にどうやってこんなもの造ったんだろ?一部欠けているところは、サンピエトロ寺院の修復に使われたとか。
コンスタンティヌス帝の凱旋門
右がコロッセオ
表面を飾る数々のレリーフ
サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会
ナイアディの噴水
三越でショッピングして、すぐ横の共和国広場に行った。なんで
三越かって?パリでも確か行ったなあ!おトイレ借りに!!
この共和国広場は円形の広場で、中央には、円形の噴水がある。
周囲の円形の建物はローマ帝国時代最大の浴場で、一度に3,000人収容できたという、ディオクレティアヌス帝の浴場を囲んでいた壁を利用して造られた建物らしい。
サンタ・マリア・アンジェリ教会はミケランジェロのデザインによるもので、古代浴場のイメージを損なわない様、廃虚のような外観の教会として造られている。
広場の中央には、4人の妖精を配したマリオ・ルテッリ作ナイアディの噴水があり、夜、ライトアップされると、妖精たちがいっそう輝きを増すそう。バスを待つ間の散策でした。
トレヴィの泉
肩越しにコインを投げると、再びローマを訪れるというおまじないで有名なトレヴィの泉。観光客がひっきりなしにコインを投げ込む。
ポーリ宮殿の壁面を利用して造られた、ローマで最も大きな噴水。
正面にはトリトーネが引く2頭の海馬、海神ネプチューン像、四季をつかさどる4人の女神などが彫られており、彫刻と水が見事にマッチした芸術品。
これほどダイナミックとは想像していなかった。
真実の口
スペイン広場
昼食はピザ食べ放題。
まぁ食べるヮ!食べるヮ!
映画「ローマの休日」で一気にメジャーになったスペイン広場付近でフリータイム。まず一番に行ったところが真実の口。ここはツアーのコースに入っていなかったので、タクシーを利用することに。
「嘘をつく人間がこの口に手を入れると抜けない」という伝説がありますが…。
人気スポットだけに写真はこれ1枚撮るのがやっと。待たせていた車に飛び乗り、再びスペイン広場へ。
唄に、ワインに酔ってます
♪♪♪周辺はしゃれたお店や、ギャラリーが軒を連ねて観光客で賑わっている。ここで夕刻までショッピングしたり、お茶したり…。イタリア最後の晩餐はカンツォーネディナー。
どうです、この満足そうなお二人の
(*^。^*)
素晴らしい美声に徳島の歌姫も脱帽!?