つるの子は、製造していた和菓子店の廃業とともに松山から姿を消して「幻のお菓子」と言われていました。

　しかし、「娘の結婚式でつるの子を出したい。」というお客様の声に動かされ、その和菓子店で修業した西岡さんが 復刻させたのが、『西岡のつるの子』です。当時の味を思い出し、何度も失敗を繰り返した末に現在の味にたどり着 いたそうです。（以上、「いよ観ネット」より転載）

　博多・石村萬盛堂の有名な「鶴乃子」とよく似たお菓子ですが、昔松山で廃業したお店と石村萬盛堂との関係は不明です。

　土柱まんじゅうは、徳島県阿波町の岩津橋のたもとで売られていた、ニッキ味のお饅頭です。

　土柱（どちゅう）とは、雨の浸食によってできた地学的奇景で、世界の３大奇勝(土柱)の一つと呼ばれており、この地域 のちょっとした観光名所です。ここの名物が「土柱まんじゅう」。

　いつの間にかなくなっており、「消えて行ったお菓子」の下調べをしていたところ、なんと昨年(2015)１０年ぶりの復活 を果たしているではありませんか！土柱ランド新温泉で買うことができます。