高松志学館 ― 小学生・中学生・高校生対象 ― 高校・大学受験指導
香川県高校入試情報

【香川県 公立高校 入学試験選抜方法】
● 筆記試験 | ・・・・ | 英語・数学・国語・理科・社会の5科目(各50分) |
● 面接試験 | ・・・・ | 4〜5名グループによる集団面接 |
● 実技試験 | ・・・・ | 一部の実業高校で実施 |
(1) ・内申書得点(220点満点)を10段階配点に置き換える。 |
・入学試験得点(250点満点)を10段階配点に置き換える。 |
・合計得点を相関表(B)に当てはめる。 |
(2) 一次選考…表(B) の相関表より、上位得点者から順番に定員の80%までを選定し合格 とする。 |
(3) 二次選考…定員の残り20%は、残り受験生の得点を再度10段階にして、上位より順番に 選定し、合格とする。 |
表A 入試配点 |
内 申 書 | 中1 9教科 | 中2 9教科 | 中3 5教科 | 中3 実技4教科 | 合 計 |
9科目×5点 =45点 |
9科目×5点 =45点 |
5科目×10点 =50点 |
4科目×20点 =80点 |
220点 | |
入学試験 | 5科目×50点=250点 | 250点 |
※ 特に中3内申書の実技4教科(音・美・保体・技家)は、配点ウェイトが高いので注意が必要 です。 |
※ 一部の高校では傾斜配点を取り入れており、例外もあります。 |
表B 相関表(一例) |
入学試験 (10段階評価点) | |||||||||||
内 申 書 |
10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | |
10 | |||||||||||
9 | 合 | 格 | 枠 |
||||||||
8 | |||||||||||
7 | |||||||||||
6 | |||||||||||
5 | |||||||||||
4 | 不 | 合 | 格 | 枠 | |||||||
3 | |||||||||||
2 | |||||||||||
1 |
※ 上表の合否枠は一例です。 |
各高校の難易度によって、合否ラインは違ってきます。 |
【内申書について】
内申書とは高校受験をする生徒が「中学校の時にどんな生徒で、どんな状況だったのか」を
高校に伝えるための資料で、合否を判断する材料となるものです。
内申書は大きく分けて、【学力に関する部分】と【個人の性格や行動の記録の部分】で構成
されます。
■ 内申書に書かれる主な4項目
1.中学校での成績(通知表の数字)
●通知表の成績(英語が「4」、国語が「3」など)が、受験高校に報告されます。
学校によっては、内申書の内容を生徒や保護者の方に公開するところもあります。
●通知表で「1」がつくと、不利になることもあります。
●基本的に中1から中3の2学期までの成績が報告されます。
2.欠席・遅刻の日数
●欠席・遅刻は、年間10日以内ならまず問題ありません。
しかし、年間60日以上の欠席がある場合、病気や怪我などのハッキリした理由がなけれ
ば、不利になってしまいます。
3.特別活動や記録
●学級委員や部活の部長を務めたり、○○大会優勝などの実績があったりなど、勉強以外の活
動で有利なことがあれば記入します。
●「英検3級」なども学力を示す武器になります。
4.生活態度
●「基本的な生活習慣」「責任感」「公共心」などの項目を、A・B・Cの3段階で評価し
ます。
Cがつくと相当不利になりますが、よほどのことがなければまずつかないでしょう。
■ 内申点アップの秘訣!
1.定期テストの準備は計画的に!
通知表の成績が内申書に書かれるので、定期テストは、計画を立てて取り組みましょう。
定期テストや実力テストなどの成績が、内申点のほとんどを占めます。
2.宿題・提出物は必ず出そう!
宿題や提出物もかなり影響が大きいです。
3.授業はしっかり聞いて、ノートもしっかりとろう!
学校の先生はテストだけではなく、普段の授業態度もしっかり見た上で通知表の成績を決め
ています。
4.小テストも手抜きはしないで!
定期テストだけではなく、小テストも成績を決める上で重要です。