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TOP>拳士の声
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板東拳士 10歳(男) 小学四年 一級 |
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(2010.4.19)
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島谷拳士 7歳(男) 小学一年 六級 |
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二せん三ねん、三月二十五日、十三じ十四ぷんに、ぼくはうまれた。二せん九ひゃく六十四グラムのぼくは、
「おぎゃあ、ごほごほっ。おぎゃあ、ごほごほ。」
と、二かいむせながらうぶごえをあげたのを、おかあさんはよくおぼえているそうだ。
ほんとうは、四月七日にうまれるよていだったのに、ぼ<がおなかのなかからそとにでたくて、はやくうまれた。あとなんにちかちがっていたら、クラスのみんなとは、ともだちになれてなかったとおもうと、ふしぎだ。
おとうさんとおかあさんは、こどもはぜったいにできないと、あきらめきっていたので、ぼくをさずかったとわかったときは、よろこびよりも、おどろきのほうが大きかったそうだ。でも、「ほんとうに、ましゅがうまれてくれて、よかった。」
と、なんどもくりかえしいっている。
ましゅというなまえは、みんなからめずらしいとよくいわれるが、ぼくは四だいめなので、まことのぬしになってほしいし、いえのちゅうしんになってほしいというねがいをこめてなづけたそうだ。
うまれて三か月めで、はあいとはっきり、へんじをしたり、十か月めで、はしりまわっていたので、りょうしんはぼくにきたいをしているが、これからもいっしょうけんめいにべんきょうをして、ひとによろこんでもらえるしごとをしたいとおもっている。
しょうりんじけんぽうでまなんだことで、「じたきょうらく」、ということばがある。そのいみは、はんぶんはじぶんのために、はんぶんはひとのために、しゅぎょうをしようといういみだ。そのことばをこころに、まいにちがんばろうとおもう。
(2010.4.19) |
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T.I拳士 31歳(男) 自営 初段 |
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都合により休眠期間があったため二年と三ヶ月もかかりましたが、この度、ようやく初段を取得する事が出来ました。
この黒帯は私個人の力で取得できたものではありません。道院長の安藤先生を初め、同じ道院の拳士の皆さん、ご指導いただいた多くの先生方と、始めるように薦めてくれ、また、投げ出さないように根気強く促してくれたかけがえのない友人達のおかげでようやく到達できた、まだ実力の伴っていない借り物の様に感じています。
今はまだ張り子の虎ですが、今後も不撓不屈の境地を目指し、一層の精進を続けていきたく思っていますので、どうしようもない私ですが、何卒今後ともよろしくご指導の程お願い致します。
(2010.3.11) |
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T.I拳士 30歳(男) 自営 二級 |
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私が少林寺拳法を習い始めた動機は、有段者でもある幼馴染みの親友の誘いでした。
だらしない私ですが、ひたすら真面目に通い続ける事と、何より困難に直面した時も立ち向かえる強い自分の確立が当面の目標です。
習い始めて約一年。この度晴れて二級試験に合格させていただきました。生来のあがり症の私は試験の度に緊張してしまいますが、合格をいただいた際の喜びは何物にも代え難い物があります。
少林寺拳法の教えの中で最も私が大好きな言葉の一つに「不撓不屈」という言葉があります。困難にむかい、例え倒れてしまう事があっても、折れてしまっても、挫けてしまっても、それでもまた立ち上がって立ち向かう強さ。七転び八起きの達磨の如くしぶとい強靱さ。それが私の望む本当の強さです。
いつの日か、自分の描く理想の自分に近づける事を願い、今後とも日々精進していきたく思います。
(2009.2.18)
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平井拳士 10歳 小学4年 四級 |
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(2008.12.1)
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S拳士 66歳(男)自営 二段 |
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私は徳島渭東道院が現在とは別の場所で行われている時に入門し、少拳士二段まで允可頂いたのだが、その後は自分の事業が忙しくなり参座が遠のいていた。
その後、数十年が経ち孫にも恵まれたため、この孫を少林寺拳法に入門させようと見学に同伴したところ、孫よりも自分自身の血が騒ぎまた参座させていただくこととなった。
入門当初は今とは時代が違うため、また私自身も若かったため日常生活でも実戦になることが多々あり、このため稽古は主に護身目的であったが、歳を重ねて時代も平和になった今では幸いにも実戦使用の機会はなく、稽古自体が娯楽となっている。
そんな私の目下の目的は三段取得とマスターズの部での県大会入賞である。
私の歳なら三段昇格考試では運用法は免除されるらしいが、それでは面白くないのでこれも試験していただくつもりだ。
少林寺拳法の技は非常に数が多く、技の動作と名前がなかなか一致しないのでこれが試験における一番の関門であるが、安藤先生や北川先生はもちろんのこと、年齢的には私の子供ぐらいの拳士達にもお世話になりつつ模擬試験のように出題してもらいながら稽古している。
年齢を意識させずに付き合ってくれる拳士達がいるというのは非常にありがたいことだ。
大会入賞に関しては、前年は孫のような年齢の拳士と組んで出場したが、残念ながら入賞できなかったため、今年こそはと燃えていたのだが、残念ながら今年から出場規則が変わり組演武の部はお互いに40歳以上であることが要件となったため、出場できなかった。
何とか相方をと探していたところ、近隣道院で組めそうな拳士が見つかり、また全国大会を観戦したことによってさらに入賞への意欲が高まっている。
口幅ったいことだが、同年代で昔を懐かしむのではなく、私のように今現在を充実させている人、目標を持って生きている人が果たしてどれぐらいいるであろうか。
定年を迎えたら人生が終わるわけではなく、長寿社会日本では定年から長い第二の人生が始まる。その長い人生を充実させる手段として、年齢を選ばず、適度に身体を動かすことができ、技を覚えることなどで頭の体操にもなり、何よりも新たな目標設定が可能な少林寺拳法は最適だろう。
同年代諸氏よ、年齢を言い訳にせず、まずは見学されてみてはいかがだろうか。これからをどう生きるか、それは今の行動にかかっている。
(2008.11.18)
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T.S 17歳(女)高校生 1級 |
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私が少林寺拳法を習おうと思った動機は、徳島渭東道院に見学しに行ったことです。その時に初めて少林寺拳法の技や演武の迫力、力強さ、気迫、またその緊張感などに魅せられて、私もそのようなものが出せる技や演武ができる拳士になりたいと思って入門しました。
しかし、実際にしてみると思っていた以上に難しいものでした。
それに高度な技や演武などを学ぶ為には、先生が教えてくれたように見て学ぶことも大切だと思いました。
そのうえに、身につける為には自分自身の向上心と、地道な努力が必要なんだと思いました。でも、その気持ちを持っていても、やっぱりわからない技もあるので、そういったときは先生や同じ門下生の人たちに教えてもらったりして助けられてきました。そして今の私が在ると思います。
現在もまた、いろいろな人達に教えてもらって助けられながら、少林寺拳法を続けています。そして今は、初段科目を中心に練習しています。
初段科目はやっぱり難しくて、新しい技も出てきます。その上、学科もたくさん勉強しなければなりません。
私一人だけでは新しい技を身につけることはできません。それに学科にしてもわからないところが出てきた場合、私一人だけだったらやっぱり行き詰って混乱していると思います。
ですが、私にはまわりに教えてくれる先生や、助けてくれる人達がいるので、たとえ行き詰ったとしても、そこで終わるのではなく、わかるまで頑張れることが出来るのだと思います。
そして私が初段になることが出来たら、今度は私も教えたり助けてあげられるようになりたいです。
また私が初めて徳島渭東道院で見学したときに思った、少林寺拳法の迫力・力強さ・気迫・緊張感・そのようなものが出せる技や演武が出来る拳士になれるように頑張りたいです。
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KK 29歳(男)自営業 初段 |
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私は子供のときに父親も若い頃少林寺拳法に入門していたことから、小学5年から中学3年まで徳島渭東道院で練習させていただいておりましたが、高校からは部活で他武道を行っていたため、拳法は休止しておりました。
その後、職を持ち年齢も三十路を迎えるにあたり、老後を見据えて何か歳をとっても続けられる趣味を持ちたいと考えていたところ、同業者にたまたま徳島渭東道院入門者がいた関係から安藤先生より連絡をいただき、復帰することになりました。
高校での部活は相手から一本を奪って勝利を目指す試合中心・乱捕り中心の武道であり、あれはあれで闘争本能の発散ができてすごく良かったのですが、まさに弱肉強食の生存競争である現実社会で戦っているこの歳になって、わざわざそれとは別に勝った負けたを競い合う種類の武道に戻る気にはなれず、また社会人ですので仕事が中心であり、怪我をしてもそのまま無理して続けなければならないような試合中心の生活(実際に骨折したまま試合をしたこともありますが、そのせいで今でも冬には足が痛みます)は今の私にはできません。
少林寺拳法の場合、運用法(いわゆる乱捕り)はあくまで拳法の技術を自由な攻防の中で使うことができるかを確かめるためのものであり、勝敗をつけないため無茶な我慢も無く、終わったあとはお互いが相手の攻防に対しアドバイスしあえる関係になれます。
少林寺拳法には私のように復帰組が比較的多いのもこのことが理由なのかもしれません。
(2008.2.7)
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注:少林寺拳法グループの組織改革により、2011年4月1日から組織の形態上、少林寺拳法徳島渭東支部は廃止となり、金剛禅総本山少林寺徳島渭東道院は以前のまま存続しております。本ページには少林寺拳法徳島渭東支部が存在していた2011年3月31日以前の内容も存在しますが、これは過去の記録として掲載しているものであり、少林寺拳法徳島渭東支部が現在存在しているわけではないことにご注意ください。 |