五反田唐獅子保存会
◆様式

 大太鼓1台・小太鼓2台 独立式
 獅子頭 宇津型 胴幕 萌葱色 
 子供が太鼓を叩き、獅子は大人が二人で舞う二人立ち方式 (道具関係はギャラリーをご覧ください) 
 演目…奉納舞・本ギリ・中入り・イベント 
  
  

◆由来

  地元「湯嶋天神社」の唐獅子で、秋季祭礼には御神輿の「宮出し」・「御旅所」において舞を奉納し、
氏子各家庭を回り「厄除け・家内安全」を祈願するものとされている。

 始まりは明治初期と云われており、日土
「梶谷岡の唐獅子」から伝承されたとか、隣地区の川舞から
(現在途絶えている)伝承されたとか云われていて定かではないが、三瓶町「岡市の唐獅子」では、
明治16年(1883年)に五反田から伝わったと云われているので、少なくともそれ以前に始まったと
考えられるので130年以上の歴史がある地域伝統芸能である。

 昔は、秋祭りに奉納されるものが「四つ太鼓」「五ツ鹿」「唐獅子」「巫女の舞」「御神輿」「子供神輿」
「お供馬」があり、賑わいを見せていが、戦後間もなくから昭和40年頃まで、唐獅子の奉納が途絶えていて、
地元の青年団の尽力により復活し、その後青年団だけでは継承が困難になり、昭和52年(1977年)に
保存会が結成され、現在まで会員によって継承されている。

 現在五反田で継承されているものは「子供神輿」・「巫女の舞」・「唐獅子」だけになっている。
 
 五反田の唐獅子は雄の獅子であり、(胴幕が緑の獅子は雄、赤茶色の獅子は雌と言われている)他地区の
太鼓よりリズムが早く、獅子の踊りは上下左右に獅子頭を激しく振る舞になっている。
雌の獅子と言われている踊りは、獅子の所作が大きく優雅な舞になっている。
 太鼓の叩き手は、以前は氏子の中より小学4年生~6年生の長男の中から4人が選ばれていたが、
少子化の影響で長男か否かは問われなくなり、現在は女の子の参加も認めている。
 
 その他、八幡浜地方には12地区の「唐獅子」が継承されている。
「川名津唐獅子」・「真網代唐獅子」・「合田唐獅子」・「舌間唐獅子」・「五反田唐獅子」・「若山唐獅子」
「一宮唐獅子」・ 「松柏唐獅子」・「片山町唐獅子」・「梶谷岡唐獅子」・「和田町唐獅子」・「磯崎唐獅子」


◆役員紹介
会長 井上洋一
副会長 伊住照生
会計 道上聖史

◆沿革

1977年 青年団より「五反田唐獅子舞」継承し,保存会発足 
      初代会長 平田三郎  副会長 菊田隆志 会計 大本皓久

1979年 役員改選 二代目会長 菊田隆志 副会長 讃岐修二 会計 大本皓久

1992年 役員改選 三代目会長 平 秀雄 副会長 日野喜久儀 会計 二宮秀則

1997年 役員改選 四代目会長 岡田忠儀 副会長 二宮由典 会計 堀内 稔

1998年 伊予銀行地域文化活動助成制度受ける

2002年 地域伝統文化伝承事業制度受けVTR制作

2005年 ふるさと文化再興事業助成金を受ける 
      初めて女の子参加、2組体制での活動開始

2006年 役員改選 五代目会長 二宮秀則 副会長 井野慎士 会計 二宮 保
      八幡浜ライオンズ賞受賞 
      子供8人に増員

2007年 伝統文化こども教室助成金を受ける  
      コミュニティー助成事業補助金を受ける

2008年 愛ウェーブ2008受賞

2009年 ホームページ開設


2011年 菊田隆志 最高顧問が愛媛県より「永年功労賞」を受賞

2012年 役員改選 六代目会長 堀内 稔 副会長 谷池 肇 会計 井上 洋一

2013年 「地域ブランドサミットinやわたはま2013レセプション出演

2017年 役員改選 七代目会長 芝本武敏 副会長 二宮 保 会計 堀江幸正

2017年 40周年記念事業 獅子頭新調・記念講演 講師・県歴史博物館専門学芸員 大本敬久氏

2018年 八幡浜市社会福祉協議会より表彰される

2020年 感染症流行により本祭り(10/19)のみ実施 町内会長宅・地区役員宅のみで踊る

2021年 感染症対策により本祭り(10/19)のみ実施

2022年 役員改選 八代目会長 井上洋一 副会長 伊住照生 会計 道上聖史

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五反田唐獅子保存会 2009年5月28日開設

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