環境マネジメントシステム比較表
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中小企業への提案


ISO14001 エコアクション21
ISO審査登録機関及び認定機関で構成されています。

国際的に認められた第三者認証制度です。


母体はISO(国際標準化機構)

認証のステ−ジは一段階です。

環境のへの取り組み段階は上級です。

費用

300万円〜500万円です。

長所

国際的に認められているので世界中で

通用します。

短所

大企業・中小企業で必要経費の費用が

あまりかわりありません。
環境省が策定した環境マネジメントシステムです。

環境活動レポ−トの公表が求められています。

母体は地球環境戦略研究機関

認証のステ−ジは1段階です。

環境への取り組みは中級です。

費用

15万円〜40万円です。

長所

費用はISO14001の10分の1くらいです。



短所

入札が可能な自治体・不可能な自治体が

あります。

エコステ−ジ KES
ISO14001取得前から取得後も

含めた環境マネジメントシステムです。

母体はエコステ−ジ協会

認証のステ−ジは5段階です。

環境への取り組み方は初級〜上級です。

費用

40万円〜80万円です。

長所

段階があり最終的にはISO14001をほ

ぼ満たしています。

短所

自体により入札が可能な自治体と不可能

な自治体があります。
最も普及した中小企業向け環境マ

ネジメントシステムです。


母体は京のアジエンダ21フォ−ラす。

認証のステ−ジは2段階です。

環境への取り組みは初級〜中級です。

費用

0万円または30万円です。

長所

各地の中小企業向けEMSと協働活動

しています。

短所

EMSがある地域とない地域があります。

上記の表のようにISO14001の認証取得は、中小企業には大きな負担となってしまいます。

現在中小企業向けの環境マネジメントシステムはいくつも開発され、取得サイト数も増えてきています。

大企業の中には、取引先となる中小企業に対して、これら中小企業向けの環境マネジメントシステム

の認証取得を求めているところもあります。

大企業のグリ−ン調達基準としても認知されるようになりました。




中小企業環境経営


次ぎにそれぞれの説明をくわしくします。

エコアクション21はCO2や廃棄物の排出量などの目標を掲げた後に、環境活動計画を作成しEMS

を動かします。

最後に環境活動レポ−トの作成と公表が義務づけられています。

エコステ−ジは1は初級で中小企業が対象です。

エコステ−ジ2はISO14001の要求事項をほぼ満たしています。

エコステ−ジ3〜5はISO14001認証を取得した企業を対象にESMがまわらない企業を支援する内容

まで含みます。

KESは初級のステップ1と中級のステップ2があります。

ステップ1は環境宣言と環境改善計画を作成してEMSを進めます。

ステップ2は法的要求事項などの登録リストや環境マネジメントマニュアルの作成も求められます。


            中小企業環マネジメントシステムの提案

昨今大手企業ではISO14001認証取得が進んでいます。

しかし、中小企業が取り組むにはコスト及び専門知識を持った要員の確保に困難です。

日本国内では代表的環境マネジメントシステムとして、エコアクション21・エコステ−ジ・KES

などあります。

EUにおいては、英国Acorn Method。2003年にBS8555:2003{環境マネジメントシステム−環境

パフォ−マンス評価の利用を含む環境環境マネジメントシステムの段階的実施の手引き}があります。

またISOでは、BS8555:2003をベ−スにISO140005{段階的環境マネジメントシステム実施指針}を

策定中です。

では段階的環境マネジメントシステムの手法について少し触れましょう。

Acorn Methodにおいては、環境マネジメントシステムBS8555規格に準拠して6つの段階に分けています。

各段階のプロセスは、ISO14001やEMASに合致してして構築されています。

それと同時に活動・製品又はサ−ビスの環境側面を反映するために環境パフォ−マンス{結果・実績}

指標を開発します。

この環境パフォ−マンス指標は環境マネジメントシステムの中で使うことができ、かつパフォ−マンス評価

及び報告フレ−ムワ−クの一部として用いることがきます。

最終的には、第二者監査及びサプライチェ−ン{系列取引}の承認・EMAS登録・マネジメントシステムの

外部評価が目指されます。

               中小企業向けマネジメントシステム


アプロ−チの方法

@ 国際規格のISO14001の要求事項を簡易化した地域的な規格を制定して、その規格に準拠した

環境マネジメントシステムを一括的に実施します。{要求事項簡易型}

A 国際規格のISO14001の要求事項はそのままにして環境マネジメントシステムを段階的に

実施します。{段階的実施手法}

エコアクション・エコステ−ジ・KESなどは@に相当します。

Acorn MethodはAに相当します。

理想的なのは、ISO14001を段階的に取得できるISO14005ですが今はまだあまり情報がないようです。

予定では2009〜2010年頃はじまるみたいです。

どちらにしても昨今人々の環境に対する関心は大きくなっているようです。

貴社も環境マネジメントを導入しませんか?


香川の環境経営