食傷 (嘔吐・下痢など軽い食中毒も含む)
東洋医学的に見ると、胃腸の寒か熱と考えます。
嘔吐・下痢してスッキリした!というのであれば、胃腸の熱であり、その場合は唇の色は赤いのが普通です。
悪い物を食べたときも、吐き下ししてスッキリすることがあります。
胃腸が冷えている場合は、吐き下しすると体内の熱も余計少なくなり、疲れて食欲も一層無くなります。
この時は唇が白くなっているはずです。

軽い食傷や、専門医受診後、早く治したい時には下記のツボが効果的です。
塩灸でヘソを温める
      胃腸が冷えてるときに効果的です。
      塩灸はこちらをクリックしてくださ
冬場、ノロウイルスなどによる嘔吐下痢が世間を騒がせていますが、甘く見てはいけません。
嘔吐の場合、脳血管障害や内臓の重い病気が隠れていることもあり、自己判断で「そのうち治る・・・」は危険な場合もあります。
また、軽い食中毒であっても小さな子供や体力の衰えたご高齢の方は、急変することもあり、特に脱水症状に陥らないよう細心注意が必要です。

ひどい嘔吐下痢になった場合は、まず専門医を受診し、原因を知ることが大切です。
手足が冷たい・唇の色が白い・とても苦しがっている時には緊急を要する!
食傷に効くツボ
裏内庭・・・足の裏、第2指の付け根。
 胃のツボの流がお腹〜足の外側〜足の甲〜第2指の先まで流れています。
 ツボの流れには幅があるので、足の甲を流れていても足の裏側に反応が出ても不思議ではない のでしょう。
 このツボにお灸をすえます。両足ともお灸してください。(お灸のすえ方はこちら
 熱く感じるまでドンドンすえます。途中でどちらかが熱く感じたら、熱く感じた方は終了して、もう片方だけ続けてすえ続けます。
 早く治そうともぐさを大きくしてはいけません!普通の大きさで数を多くして、熱を通すのがコツで す。
      取り方
       @足の第2指の腹で一番盛り上げってる所にペンで印を付ける。      
       A指を折り曲げ、足の裏に@の印が当たるところ。ここが裏内庭です。
        ※決して無理矢理折り曲げないで!関節や骨が弱っていると骨折お恐れ有り!
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