春の嵐
 
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Words Written by Tetsu

Music by Shige

Performed by CHAOS&LANGUAGE

 

春の嵐の中
気がつけば わたしは旅人
思い出せない 旅立ちの日
辿り着けない 永遠の今
あなたの匂いだけが
確かにわたしの側にある

はるか世代を超えて
変わらぬものと 共に在る
細い指となる 木々のざわめき
締め上げられる この胸の中
堪えきれないままに
風景の中に涙を落とす

風景の向こう側に
あなたは立っている
神経むき出しの
わたしは一本の木になる

握りしめた掌の中で
わたしが呻いている
崩れ落ちてゆく 現の日々
抱えきれない 夢の重さ
中天に浮かぶ新月に
向けてわたしを放してやる

風景の向こう側で
あなたは視ている
誰でもないわたしは
手足をばたつかせている

風景のこちら側を
再び歩き始める
ついには消えるわたしの
旅はそれでも続いている

いずれにしても
わたしの山は未だ見えない

 

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Last Update : 2004/05/06   copyright(c)2004 Chaos&Language All rights reserved.