Words & Music by Tetsu
Performed by CHAOS&LANGUAGE
太古の昔、二匹の猿が月を求めて
人類の祖先となったとすれば
僕たちはこれから一体何になるのだろう
<ムーンライト・エクスプレス>
搭乗券を求める人々が
長い列をつくっている
僕はステーション・ホール中央の
二百年も前に枯れた木の横で
ようやく君が戻って来るのを待っている
<ムーンライト・エクスプレス>
君はまるでサヨナラをするように
手にしたカードを振っている
『本当の桜の花を見た人間は
この惑星には、もはや誰もいない』と
モニュメント・ガイドに書いてある
<ムーンライト・エクスプレス>
命を金で買った人々と共に
僕たちはこの地球を離れる
エントランスの向こうには
濡れた都市が広がっている
これが最後の景色(ランドスケープ)
<ムーンライト・エクスプレス>
僕たちは薄紅色のカードを
握りしめて搭乗口へ向かう
何気なく振り返ると
ホログラフィック・システムが
満開の桜を見せていた
ムーンライト・エクスプレス・・・