人材の育成は「戦略と考える」

時代は、どの企業が残るかという厳しい整理状況に入っています。

当然、ライバルとの競争が激化してくるであろうし、すでに現実の問題になっています。

今後の生き残り戦略のポイントを考えると、柱は商品戦略と人材育成で、これがライバ

ルとの差別化の所です。

つまり、ライバルとはひと味違った商品を扱い、ひと味違う人材を育てていくことです。

どの企業の経営者も、人材育成に力を入れなければならないという共通認識は持って

います。

しかし本気で取り組んでいる経営者は氷山の一角にすぎません。

社員をときどきセミナーに参加させたり、外部講師に依頼して教育訓練を行ったり、会議

を教育の場と利用したりするのが通常のようです。

人材育成には、基本方針をたて、質・量ともライバルを上まる教育を実施することが必

要です。

そのためには、時間とそれなりのお金をかけて継続していかなければなりません。

実際に教育を受けることにより、全体のム−ドだけでなく、今までだめだった人間がや

る気になったり仕事に取り組む姿勢が変わってくることもあります。

まずは足元を固めてください。

土台がないまま新しい事業を展開しても、成功は難しいです。

九回裏のホ−ムランなど簡単にでないのと同様です。

やはり土台つくりが急務です。

ここでいう土台とは「人材」と「資金」です。

この不可欠の要素のうち資金はなんとかなっても、人材の養成あるいは確保となると難問です。

これが解決すれば、事業成功の確率は高いです。

いや人材の確保さえできれば、今の事業の中でも打つ手はいくらでもあります。

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