第一条件 メールにて色々と質問を頂きますが、姿勢を正し基本音階の吹奏が出来る事が製作
の前提です。一言で申し上げますと、調律器の前で吹奏し音程を聞きながら吹奏音階
練習を常にすることが大事です。
第二条件 吹奏により何処の位置に地づけをすればどの音階が出せるかそれを知る事 がまず
大事だと思われます。
第三条件 製作においては忍耐と努力そして地づけ研磨並びに吹奏の繰り返しが出来れば調律
器具を用いて音階の調整が出来ます。
第四条件 歌口の顎当たりの調整も吹奏にて出来る事と思われます。
第五条件 尺八製作において長短管別の手孔位置の正確さが要求されます、それさえ決まれば
後は第一から第四までの事が出来れば製作は簡単に出来ます。
第六条件 何度も申し上げますが製作道具に付いて地づけ棒と研磨用具です、少し簡単に説明
いたします。この道具でないと製作は出来ないと言う事では御座いません、私が現在
まで研究し確立してきている道具を紹介致します。
1.今までにも提示してきましたが棒の太さ並びに伸縮する地づけ棒と管内照明が最大の相棒とで
も述べておきます。
2.研磨棒の説明をさせて頂きます、尺八管内を覗かれた方なら分かると思われます、管内移行曲
線の変化は大きく言っておよそ5p刻みで移行して製作しても良いように思われます、それに合
わせた研磨棒を用意して研磨する事で簡単に製作ができるのです。
3.研磨棒並びに研磨ペーパーそして照明器具を提示いたします。
皆様方も色々と苦心し製作していると思われますがもう少し研究してみて下さい。
研磨棒の先端に付いて
研磨下地棒は樹脂棒を削り歌口〜管尻までの内径寸法に合わせ5p刻みに製作し樹脂からマジクロ接着ペーパー分を差し引き樹脂を削りだして製作した研磨棒で管内研磨が簡単に出来ペーパーの脱着も容易に出来ます。
研磨棒サイズは14oから20.5oまでに製作一個の長さは5p製作にしてピアノ線を1.8oサイズを使用し竹の棒5o に削りだしした物に取り付け研磨曲線にあわせて長さを決めると良いと思われます。
地付け棒に付いて
真竹で丸く加工芯円に削り出したものを使用する特殊研磨棒に伸縮アンテナの先に接続したものを使用して地づけを行なう事で地づけ棒が顔に触れずに作業がスムーズに製作出来ます。
管内照明に付いて
LED球を使用して製作した工具により手孔穴から挿入または管尻部分から歌口にかけても照らしだしが出来、管内の明るさも調整出来外で物を見ているかの如くに地付けが簡単に製作出来ます。
|