管内仕上げ方法 |
この製作理論は常に研究と努力を前提として製作に取り組んでいきます。 (どの様な質問にも的確にお答えする方針ですので、自分のものにするまで忍耐と根性と精神で臨んでください) 1.製作寸法を決める 竹材の選び方と正面の決め方 ア.太さ(直径)3.6から イ.竹材の傷 ウ.竹材の曲がりの矯正 エ.竹材の見極め等について 2.歌口からの手孔の位置決定 色んな関係で音程の誤差が生じる(唄口並びに手孔の位置関係それと肉厚) 二つ割りの尺八の場合ホゾを入れる注意が必要 十割法を基に計算をして 顎当たりのカリ並びにメリ吹きが出来る角度を探します。 ※ 尺八の調律気温については皮接触温度計を改良した管内温度計を使用しながら調律をしています。 管内気温は軽く吹き入れるだけでも呼気温は23度あり、強く吹き入れ吹奏すれば常に管内気温は32度位まで 上昇するように思われます。以上製作過程を述べて参りましたが、ここで本来の作りに入ります。 1. まず正面を見極め製作規定に則って竹材の切断をします。 そして節抜きに(リングオーガー)を用いて施工して行くのですが、まず管内の節の削り方に付いて説明致しま す。全て節を除くのではなく少しずつ調整しながら歌口部分の内径から開けてゆくのですが(地無し)何pと(地 有り)のpを定めて抜いて加工していきます。 2. 歌口から下管にかけて手孔の位置決めをし、ボール盤を用いて 一孔から順次に手孔を開けていく。 3. 歌口(プラッシック.象牙他色々とございます)の加工角度を決めて入れます。 4. 鳴らす最大の要因は長尺に関わらず( 歌口 接続部 一孔4p下 管尻 )管内手孔底を平坦にすることが望ま しい。
丸く細長く研磨された棒を用いる事で地づけを容易にする事ができる為、用途用途に使い分けする長短棒を用意す るのが大事です。 ※竹丸棒又は中国のホウライコマチ竹(水含みが良い為)を用いて地つ゜けして行く方法と竹材を丸く細く研磨加工 し地づけする事が望ましい。 地付けにいるまえに用意するもの 尺八長短管比較表 調律器(吹奏に用いる) 地付けの用具 @ガラス板(10oぐらい) A石膏 砥の子黒色エポキシ系(百均で購入して下さい、水で溶けて乾燥すると溶けない)水練り。 B ヘラ(金属ヘラ) C管内の照明器具(LED) 管尻 歌口 接続部からの管内の明るさを調整できる器具があれば最高です。
1.研磨先については堅くても削りすぎても、又長くしてもダメです。 2.研磨先の長さは(短い物と長い物を拵えて下さい) (ア) 製作上一番難しいと言われている抱節辺りの研磨方法その他は論外です。 内径研磨棒は(内径に沿った角度を要した研磨棒即ち柔軟で堅さをそなえた素材で作成されたものでなくては曲 面の調律は非常に難しい)どの様な素材で作成されたものが良いかと言いますと。 (イ) 下地桧丸4o棒(ホームセンターで市販している) (ウ) 糊の着いた厚み4oスポンジ(ホームセンターで市販している) (エ) テーピングテープ(スポーツセンターで市販している) 内径の太さにより調整し施工すると良い。又あまり巻くと弾力に乏しいため良くない 内径の太い研磨棒の場合は下地棒に多くテーピングテープを使用すればよい (オ) ピアノ線荒削りの場合は2oまた仕上げの場合は1.8oを使用すると良い。 長さは削り角度により調整し施工するとよい (カ) 研磨棒は竹で製作したものが良い。 角度に合わせ曲げやすく柔軟に対応出来る為 経験の結果、上記材料を用いて内径の太さに加工しその上にマジックロを貼りペーパー交換を容易に出来るよう工 夫し研磨する事が完成の近道である様に思われます。 研ぎペーパーについて 注意点 竹の皮を利用し内径寸定規を用いながら施工していく事が最良 (空研ぎペーパー)1番のペーパーは240番で研ぎ傷が出れば直ちに修正し、又研ぐを繰り返し内面に傷が無くな れば次へ 特注 空研ぎの場合は必ず完成サイズより1サイズ小さく研磨のこと (空研ぎペーパー)2番のペーパーは320番で研ぎに付いては1番と同じ方法で空研ぎする事。 (水研ぎペーパー)3番のペーパーは400番から上へ1500番まで研ぐ途中に傷が出れば修復。 材料は地付けしたものと同じ材料を振るい(おろし)を用いている
先に述べていますが地づけはまず歌口部分に芯円に少し塗る。 そして接続部並びに手孔一孔下から管尻に向かって芯円に地づけし他は塗らない。 そして吹奏し筒音の(ロ音)の確率が出来るまで歌口から管尻まで少しずつ地づけして行き筒音の確立をする事が 短期製作法の利点かと思われます。 確率が出来れば3日位乾燥を兼ね休養する、そして調律器並びに尺八長短管比較表を用意し吹奏をして(ロ音) が確率していれば(ツ音)へと進んでいきます。そこで大事なことは余り多く地づけしないことが大事です。 先に進んでいく方法として吹奏を兼ねながら関係曲線を絶えず眺めながら芯円に地づけをする事が望ましく、こ の方法で順次製作して行くことで道具などはあまり無くても完成できるのです。
1. 地づけに付いて接続してから接続部分を一番に必ず地づけすること。 (接続した時に内径段差が付き音の流れが変わるので良くない為。) 2. 研磨は接続部分を一番に、磨き、もう少しで完成という所まで磨いてから接続部分以外を二つ割にして磨いて行く 事が重要。 3. 磨きに付いては焦らず落ちついて傷が無くなるまで空研ぎ。 根気よく塗っては磨きを繰り返し傷が無くなれば水研ぎにして完成まで磨くのが、完成の早道です。 |
手順
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