昔の方達がつくり始めた時の事を思い出してください。
又これから製作を始められる方達は、どの様に地づけをすれば出来るのか又砥の粉と漆をどの様に使用して行けば等と考えられると思います。そう言った煩わしい問題等を解決し取り組んで頂く製作法の近道へと案内致します。また漆を使用すればカブレ等に注意が必要。それ以外の方法でとお考えの方への朗報の製作法も順次報告して行きます。まずは地づけ棒の作りへ
先の製作過程でも少し述べていると思います。
地づけ棒の製作
真竹の少し厚めを1.5pに割りそれを10本ほどこしらえそして80番のペーパーを用いてその上で丸く加工するのです。
1. 一番に使用する地づけ棒の太さ (先から手元までの長さは52p) 先の太さ3.5o〜手元 で8o位、強く地づけを行う為。
2. 二番目は中間地づけに使用する太さ (先から手元までの長さは30p〜40pもあれば良い) 先の太さ2o〜15p位までを4o位に仕上げそれ以降の手元6o位で仕上げる、柔らかく又強くタツチ仕上げにも使用できる太さ要求される。
3. 三番目は管内最後の仕上げ用地付け棒(長さ)に付いては35pのを2本製作して頂くこと、 先に付いては二本目と同じ仕上げで良い。
4. 製作された皆さんはご存じと思いますが、地づけしている時に地づけ棒が顔にあたり施行しづらかったりもう少し前まで届けば施行が出来るのにと思われた事がありませんか、そう言った経験が有ると思います、それを何とか解消する地づけ棒も開発しています。
5. 広島の竹の駅(0846-23-5432)で販売しているコマチダケを使用して先に述べた1〜2の物と同じ要領で製作する事をお勧めします。何故コマチダケかと言いますと地づけしている間に地が乾きかけたり水分が蒸発し施行しづらい時などに水分を地づけ棒で(水滴のように)中へと運びこまれ地づけを容易にする利点があるのです。作ってみて下さい
6. 製作づ付け漆に匹敵して容易に地づけを簡単に成し得れる用具を説明致します。
|