製作短期法・地づけ・バランスの取り方の要因等々に付いて述べてきました。尚理解して頂尺八で言う大甲、乙、乙内径領域であって即ち地づけ位置を表す所です、鳴る尺八を製作する参考になればとバランスの取り方の説明を致します。バランスの取り方を参考に製作して下さい。
1、大甲の位置から乙区域内までが音域の相対的な調整区域です。
2、乙の領域では音域の上下を表す区域で即ち吹くと詰まった感じがする又割れた様な感じがするときに等に注意する場所である。
3、乙の内径領域は上下管のバランスの調整区域です。
何と言っても鳴らす最大の利点は下記場所と言うことを忘れずに製作する事です。
ア、少しの吹奏が出来る事が条件です。
イ、節穴の開け方(少しずつ開けるのがコツ)吹奏が出来れば地無し尺八が出来るのである)
ウ、手孔の地づけポイント調整位置付け場所の把握(上記1.2.3)
一番初めの地づけ場所 歌口、中央、第一孔1p上より下管にかけての地づけ
カ、音程表と調律器設定のもとでの吹奏をする。
以上が分かれば必ず鳴る尺八が完成できます。
まず上記の事に注意し製作してみて下さい、分からない鳴らないと言う場合はメール下さい。アドバイスします。
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