方針
- この災害対策マニュアルは、下記の災害が発生した場合に備えて、事前の取り決めや緊急時対応を定めたものです。
当塾では、主な災害および付随するリスクとして、下記事項を想定しております。
1. 地震および地震発生に伴う津波
- 2.台風・竜巻
当塾では、特に地震および付随するリスクに対し、以下の行動指針を定めました。まずは「命」優先とします。
地震発生
震度5弱以上の地震が発生した場合、授業は中止いたします。
1分以上の揺れが続いたときは、南海地震と考えてください。津波が来ます。
津波発生やその他の2次災害など、避難が必要な時は避難場所に避難します。避難予想場所は2か所です。
第一避難場所へ避難することが道路事情や時間的に困難な場合は第2避難場所へ向かいます。
① はりまや橋小学校 (第1避難場所)
② ビウェル新堀マンション(第2避難場所)
安全確認後、速やかにお子様を迎えに来てください。
生徒の安全確保の手順
<的確な指示、子どもへの対応、負傷者の確認、二次災害防止>
状況(震度5弱以上の場合)
【初期微動】
動揺からパニックが起こることもあるので教師は堂々と大声で指示する
【本震発生】
歩行困難な揺れが約1分間続く
この間は机等を盾に備品の転倒、飛散する窓ガラスから身を守る。
頭を本やカバンで保護する。
【本震収束】
本震収束後、余震発生前に、状況を確認しいったん安全な場所(塾北側向かいの駐車場)へ避難する。
生徒の状況を確認後に避難場所へ移動する。
施設内の避難経路は、ガラスの破片や倒壊した備品等が散乱し危険であるからけがをしないよう注意する。
教師の行動
・ドア,窓を開け避難口を確保する
・靴をはかせる
・「先生の言うことを聞け」
・「机の下にもぐれ」
・「机の脚をしっかり持て」
・落下,転倒物から身を守らせる<テキスト、本、カバンなどで頭を保護>
・緊急放送があればその指示に従わせる
・「周囲にけがをした者はいないか」
・負傷者等の有無の確認と救護をする
・(「かばんや座布団で頭を保護しろ」)
・「○○君から順番にヘルメットをかぶって表へ出ろ」
・「走らない」「しゃべらない」「押さない」
生徒の行動
・教師の指示に従い、各自の勝手な行動を禁ずる
・慌てて外に飛び出さない
・机の下にもぐり、落下物から身を守る
・勝手な言動を慎む
・本震後、ただちにかばん、座布団等で頭部を保護する
- ・出口に備え付けのヘルメットを着用する
・教員の指示に従い、特に「走らない」「しゃべらない」「押さない」を守る
・避難途中で教室等へ戻らない
保護者と塾との連絡方法
○災害用伝言ダイアル 171
- 伝言を聞くとき 171→2→088 883 3641
○ツイッター
○塾1階入口に張り紙(余裕があれば)
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施設外避難の決定・指示
塾教室は震度6にも耐えられるように設計されていますが、津波発生や火災など2次災害で、塾建物やその近辺に留まるのが危険と判断される場合は、避難場所に避難いたします。以下が避難場所とその避難経路です。
【避難場所】
第一避難場所・・・・はりまや橋小学校
第一避難場所へ行くことが困難な場合、第二避難場所をビヴェル新堀(マンション)とします。
予想される状況
・避難場所への避難経路等は、道路の陥没、自動車火災、家屋電柱の倒壊、ガス・水道管の破損によるガス・水の噴出等が発生している
・広域避難地にも避難住民や子どもの引き取りの保護者等が集まってくるので、混乱が起こりやすい。
【避難方法】
・下級学年は上級学年とペアにし、上級生が下級生を世話するように配慮する
【避難誘導】
・危険を回避するために教師の指示に従って行動するよう指導を徹底する
・負傷した子どもの移動について、友だちの助力が得られるよう介添え者を決定する
【子ども等の引き渡し】
・状況を判断し、予め定めた方法に従って保護者へ直接引き渡し、記名してもらう
・子どもの引き取りがない場合も予想されるので、その際は塾が保護する
【避難後の安全確保】
・生徒の安否の確認、負傷者確認と応急処置、子どもの不安に対応、負傷者について関係機関へ連絡・支援要請、負傷者について保護者へ連絡
家族で以下の点、確認ください。
① 家族のお互いへの連絡方法(塾以外の場所にいるとき)
② 通塾経路
③ 自宅へもどることが困難な場合の合流場所
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- 訓練について
防災訓練を毎年5月に行います。日にちは決めず、塾長の判断により予告なしに行います。
<参考>高知県防災マップ参照
高知市桜井町1丁目 高知学芸塾付近の津波予測
・発生頻度の高い地震の場合
1~2mの津波が約60分で到達
・最大クラスの地震の場合
2~3mの津波が40~60分で到達。
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