3人の競演にシビレル~!!
ビートルズの THE END という曲。アルバム Abbey Road の16曲目に納められた曲です。歌詞はほとんどない短い曲。
だれのギターが一番いいか競争しよう、という提案にジョンがおもしろい!やろうと乗り気になってできたらしいです。
ポールマッカートニー、ジョージハリスン、ジョンレノンの順にリードソロを3巡します。3人ともギターもアンプも違っているので音が異なるから慣れるとすぐ判別できるようになる。
リンゴスターのソロドラムから始まり、ドンドンドンドンドン・・・と、やるよ!やるよ!準備いいかい!始めるぞ!と煽り立てられるかのように興奮が高まっていく。いいねえ!リンゴのドラムだ。
まずはポールから始まる。以外にもやわらかいポールの音。もっと個性を主張するようなメロディーかと思いきや、これがベーシストの奏でるリードなんだと感無量。しかしポールは何でもできる。すごい。
すぐにジョージが入ってくる。さすがギタリストらしいテクニックをともなった甘いメロディ。まさにジョージサウンド。ビートルズサウンドはジョージが要(かなめ)だったのかと思わせる。
そしてジョン。俺様的なゴツゴツした印象。だが3人合わさると何とも良いあんばいに溶け込んでしまう。これがビートルズなのだとあらためて思う。一人一人天才だが、4人の天才が集まってアイデアを出し合い曲を仕上げていくと天才度が2倍3倍と増加する。
(左の数字は曲が始まってからの時間です。00分00秒 CDとYoutubeにあがっている曲ではわずかに時間のずれがあります。)
Oh Yeah!
Oh Right!
Are you gonna be in my dream tonight?
(Drumと前奏)
0:54 Paul 1回目
0:58 Jeorge 1回目
1:03 John 1回目
1:06 Paul 2
1:10 Jeorge 2
1:14 John 2
1:19 Paul 3
1:22 Jeorge 3
1:25 John 3
(静寂)
Piano Paul
1:48からJeorgeの甘いエンディングと
"And in the end, the love you take is equal to the love you make."
で、鳥肌全開で終わる。
ここは解説します。いっしょに勉強しましょう。
in the end ついに、とうとう、結局は、最後は、 という熟語
be equal to ~に等しい
次の本文は関係代名詞を入れるとわかりやすくなります。関係代名詞(which)以下はloveの説明文(修飾文)。
the love (which) you take (ここまでが主語)あなたが受け取る愛は
is equal to (述語)と等しいのだ
the love (which) you make あなたがする愛と
「結局は、あなたの手にする愛はあなたの愛の大きさと同じなのです。」
動詞takeはgetとmakeはgiveとほぼ同じ意味だが、少しニュアンスが変わる。特にmakeとgiveは。
get, give手に入れる、与える、はより受動・能動のニュアンスが強いように感じます。
それとやはり、これ、Paulはやっているよね、意図してmakeを使っている。裏の意味もたせるためにね。
The peace we get is equal to the peace we give.
ウクライナがんばれ!口だけなら誰でもいえる。行動をおこさないと。Take action.
Have a nice Beatles. See you!