翠
 
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Words & Music by Tetsu

Performed by CHAOS&LANGUAGE

 

空にしずかな 陽は残り
薄雲の向こうに 山が連なる
真冬の緑の深さには
どこまでも追いつけない距離がある

遠く数えきれぬほどの山並を
重ねて、重ねてそのまだ先に
消えゆくものを何と呼べばよい

木々を吹き抜けて風が鳴る
山深いこの地に城は遺された
かつて幾多の人々が
駆け抜けた時代の傷み残して

遠くもはや還らないものたちを
重ねて、重ねて今を語る
哀しい術を人は捨てれまい

見下ろせばここにも河が在る
きらめく流れに思わず眩暈する
私も帰らぬ夢の中
哀しみが追いかける命のあとを

遠く人はこれからも変わらずに
重ねて、重ねて逝き還り
この世とやらを運んでゆくのだろう
 

 

 

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