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2K3Final and New Year Live

2003.12.29(Mon) 17:00〜

岡山市学南町 PEPPER LAND

出演者: CHAOS&LANGUAGE、藤原シゲトシ、河原龍峰楽団、他多数

 

 

                ペパーランド年末ライブに寄せて

 

1976年、岡山の運動公園で生まれ、ペパーランドで育った「道の華」。今も、ギターソリストとして活動を続けているシゲちゃん(藤原重利)と、今では、山口県・俵山温泉にある百猿山薬師寺の住職を勤める山本寛考とのフォーク・グループ、これが私の音楽活動の原点である。

 

1978年「道の華」として、マスター(能勢伊勢雄主宰)のプロデュースによるファーストアルバム「風景の崩壊から−風景の回復へ−」をリリースした。続けて企画されていたセカンドアルバムは、ほとんどの曲のレコーディングが終っていたにも拘わらず、私のせいで今日にいたるまで、日の目を見てはいない。

 

「道の華」解散後は、鈴木周凍としてソロで活動を続けた。郷里高松に戻り、オリジナル・フォーク・サークル「風紋団」を興すが、ほどなく自然消滅。それでも、1981年にはグループ「クチズサミ」の一員として工作舎(当時)の松岡正剛らのジャパネスク・ムーブメントにシンクロして「ジャパネスクコンサート−音霊乱舞」を決行し、当時の歌い手の在り様に対し河原龍峰、林廣春らとともに仁義を切った。

 

1985年には、再びシゲちゃんと共に CHAOS&LANGUAGE を結成し河原龍峰らと共に「Prakrit Installation Plan」を敢行。順調に活動を続けられるかに見えたが、突然休止。

 

それから8年...キーボードのEmiさんを加え、新生 CHAOS&LANGUAGEとして再出発を期すが、これも3回ほどの演奏活動の後、再び活動休止に追い込まれる。

 

2003年、新生 CHAOS&LANGUAGE の活動休止から、早10年。

ずっと続けること、それだけで意味があるのは知っている。言い訳と取られても仕方がないが、自分と自分を取巻く環境の中で、都度、優先すべきものを選択した結果であったとしか云えない。今年の10月、「風紋団」の頃の縁もあって活動を再開する運びとなり、マスターにも高松でのライブの結果を報告した。その時の「ペパーでもやろうよ」の一言が、どんなに嬉しかったことか。

「やりたい」と思ったとき、「出来る」という幸せ。

それを与えてくれる全ての人達に感謝しながら、

今度こそ、本当に唄えなくなる日が来るまで、唄いたい...

 

2003.12.29

Tetsu

Live Set List

bullet花の底から
bulletA Night in Illusion
bullet月への道標
bullet春の嵐
bullet黄色い川

 

 

10年ぶりとなる PEPPER LAND でのライヴ。他のメンバーの出来は悪くありませんでした。正直なところ、私こと、Tetsu一人が飛んでしまったという言葉に尽きます。反省!ただ、10年前の私達を知っている方が見に来てくれていて「ここへ来て花開いたという感じ」というお言葉を頂きました。これは、本当に嬉しかったですね〜。今後の励みにしたいと思っています。

それと、今回からはライヴごとにフライヤーを作ろうと決意しました。上にあるような文章と、歌詩を印刷した簡単なものですが続けて行きたいと思っています。

 

【影の声】 出だしはかなり大変だったようです。Tetsuに言わせると、「フレットが勝手に動いてるんだ」とか、「新しい歌詩が天からやって来たのだ」と言うに決まっています。でも、皆ミスっても結構平気な顔をしているので、不気味なサウンドに聞こえた程度・・・なんて甘くはないか・・・

 

それにしても、PEPPER LAND の年末ライヴは凄い。出演バンド数は130組近く、12月20日から新年の朝まで続くと言う壮大なイベントになっています。パンフレットがこれまた豪華。自己申告形式による各ユニットのプロフィールとお店からの一言が丁寧に書かれています。そして、ペパーに関わり続けている尾崎伸行氏との対談、最後にスタッフの紹介。パンフレットを一読すればお店の姿勢が直ぐに理解できるでしょう。いかにマスター(能勢伊勢雄主宰)やママ(能勢慶子)さんがPEPPER LANDに関わる人たちのことを大切に思っているかがビシビシ伝わって来ます。今年は、私達もその中の一コマとして加わることができました。そして将来、この一冊のパンフレットから新しい関係も生まれていくことでしょう。

 

 

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