南豆製氷 Project
 

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南豆製氷 Project

 

2006.03.26(sun.) open 14:30 start 14:45 静岡県下田市1-6-18

MONTHLY LIVE vol.2 Live House 南豆製氷 Project
w/小西雄一郎&庄田次郎, IZU-life-VIBRATION, KEITA, かじゃはり, CONFLICT
 

 

                                                    Live House 南豆製氷 Project に寄せて
 

   私は、日本語を信じている。
というより、私というものは結局、言語(日本語)でしかないのだ。 この肉体など、単に全宇宙からの借り物に過ぎず、やがて空や海や大地を通じて来し方に還さねばならないものなのだ。この事に気付いて以来、私の言葉の質を高める事が即ち私自身を高める事であり、唄う事がすなわち私自身を言葉に埋葬して行く事に成った。同時に、私にとっての唄は日本語に封じ込められた、幾億の人々の視線と記憶を再生する作業とも成った。

  CHAOS&LANGUAGEはバンドというよりも一つの現象といったほうが近いのかも知れない。2003年秋、再々スタートした第三紀CHAOS&LANGUAGEとしての活動を休止し、このところ、Vo.&Gt. のTetsuとKey.のEmiは地元高松で「綾鳥」というユニットで活動している。Gt.&Ba.の藤原シゲトシもまた地元南伊豆でご存知の通りの活動を続けている。私たちは今、次のステージへの途上にある。やがて新しい形をお見せ出きる日も近いと感じている。今回の Live House 南豆製氷 Projectでのライヴ演奏もその過程にある出来事のひとつに違いない。
南豆製氷はその時代に生まれるべくして生まれた建築物であり、80年の歴史を経て、今、その役目を終えようとしている。南豆製氷、歴史の中に立ちあらわれた「現象としての建築物」は果たして新たな現象を引き起こす事ができるのか? 時代は建造物としての南豆製氷を必要としていないのかも知れない。しかし、未来永劫に亘ってそれを必要としないと誰が断言できよう。私たちCHAOS&LANGUAGEという現象も然り。石も言葉も千年を超えて事象を伝える。そういう事実があることを私は知っている。

いつもCHAOS&LANGUAGEのライヴには天城峠を越えて岡山・高松方面まで出向いてくれている藤原シゲトシの故郷。
いいライヴが出来ればと、それだけを念じている。


2006.3.26
Tetsu

Live Set List

bullet大きな待ち時間
bulletそして空
bullet月への道標
bullet

黄色い川

bullet

「非在の魂」または「開け!白蓮」

bullet

春の宴

 

 

 

  結果的には、私たちのベストパフォーマンス、ベストライヴになりました。三人三様に掴んだものは大きかったのではないでしょうか。私ことTetsuは「良いパフォーマーである前に良き聴き手であれ」 と庄田次郎さんから学びました。実践するのは難しいですが、精進精進!

 

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