日 程 アマルフィとシチリア島・南イタリア10日間の旅
写真紀行
第1日目 関空発(12:30) ローマフィウミチーノ空港着(16:20)
第2日目 アマルフィ / ティレニア海クルーズ
第3日目 パレルモ / モンレアーレ/ アグリジェント
第4日目 カルタジローネ / タオルミーナ
第5日目 アルベロベッロ
第6日目 アルベロベッロ /マテーラ
第7日目 ナポリ/ポンペイ
第8日目 ローマ
第9日目 ローマ,フィウミチーノ空港発(6:55) ドイツ,フランクフルト(14:10)
第10日目 関空着(9:20)





今日はアグリジェントから
カルタジローネタオルミーナを回る予定です。

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カルタジローネ :::***:::***:::***:::***:::

カルタジローネはカターニアの南西約70キロ、街の中心は標高600mの丘の
上にあります。(人口約39,000人)

陶器の産地として有名な町で、先史時代から陶器作りが行なわれていました。
ギリシャ時代から陶器の生産が盛んになり、9世紀のアラブ時代に入ると、アラブ人によりマジョルカ焼きの技術が導入されました。

イタリアにおけるマジョルカ焼きの技術は、カルタジローネからイタリア各地へと伝わったそうです。

サンタ・マリア・デル・モンテ大階段

カルタジローネのランドマークは、旧市街に、1608年に造られた、サンタ・マリア・デル・モンテ(Santa Maria del Monte)の大階段、「ラ・スカーラ」。

市庁舎広場から、サンタ・マリア・デル・モンテ教会に向かって延びる142
段のマジョルカ焼で飾られた階段です。

千年の陶器生産で培われた、様々な様式、形態を用いたハンドメイドの装
飾が見事です。

私たちのツアーのメンバーでこれだけを見たさに参加した人がいるほどでした。ほんとにすご〜い。

街にはマジョルカ焼のお店が所狭しと並んでいます。温もりが伝わるミルク色の地肌、のびのびとした色使いがとっても魅力的です。

街を歩いていて驚いたのは、広場という広場、大勢の男性が朝早くからたむろしていることです。それもベンチもない所にただ集まっているのは異様な雰囲気でした。

ガイドさんによると、現役を引退した男性はすることがないので、こうして集まってきて、ただ、だべっているんだそうです。いずこも同じ?

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タオルミーナ :::***:::***:::***:::***:::

シチリア島の東海岸北部に位置し、冬でも温暖な気候に恵まれています。そのため、ヨーロッパの人々から愛されている高級リゾート地です。

標高206メートルの高台に位置しているので、街に残る城塞からは、青く美しいイオニア海と、煙を吐くエトナ山の雄大な景観を眺めることができます。

シチリア島の他の都市と同様、古代ギリシャと古代ローマの支配下にあって、当時の神殿や遺跡を今に伝えています。

  ノーヴェ・アプリーレ広場

世界でも有数の美しい広場と言われ、17世紀のバロック様式のサン・ジュゼッペ教会と、15世紀半ばに建設されたサンタゴスティーノ教会(現在は市立図書館)とが広場に面して建っています。




 テアトロ・グレーコ(ギリシャ劇場)
ギリシャ時代の紀元前3世紀、岩山をくり貫いて造られました。現在の劇場は、ローマ時代の1世紀末〜3世紀にかけて闘技場用に改造された後の姿です。

したがって、ギリシャ・ローマ劇場とも呼ばれています。

長さ120m、幅50m、高さ20mあり、シラクーサの劇場に次いでシチリアで2番目の規模で、街のランドマークとなっています。


息を呑むように美しい劇場からの眺めは世界一の劇場だと言えるでしょう。

(1787年、ここを訪れたゲーテは、世界のいかなる劇場の観客もこれだけの景色を目にすることが出来ないであろうと、イタリア紀行に書いています。)

今も6月中旬〜9月上旬には夜間、コンサートや演劇が上演されているところです。


タオルミーナのケーキ屋さんで、地元特産のナッツがたっぷり入った美味しい焼き菓子を見つけたのでお土産に購入しました。

        

    宿泊はタオルミーナの海岸沿いにあるヴィラエスペリア。素敵なところでした。