日 程 | アマルフィとシチリア島・南イタリア10日間の旅 写真紀行 |
第1日目 | 関空発。ローマ、フィウミチーノ空港着(16:20) |
第2日目 | アマルフィ/ティレニア海クルーズ |
第3日目 | パレルモ/モンレアーレ/アグリジェント |
第4日目 | カルタジローネ/タオルミーナ |
第5日目 | アルベロベッロ |
第6日目 | アルベロベッロ/マテーラ |
第7日目 | ナポリ/ポンペイ |
第8日目 | ローマ |
第9日目 | ローマ、フィウミチーノ空港発(6:55)。ドイツ、フランクフルト発(14:10) |
第10日目 | 関空着(9:20) |
![]() スペイン広場 ![]() 朝9時。昼間は座る場所もないほど人でいっぱいのスペイン階段もこの通りがらんとしています。 ![]() トレヴィの泉 前回、ローマを訪問したとき、「もう一度訪れることを祈って・・・」トレヴィの泉に投げたコイン。 お陰でこうして再び訪れることができました。 ジェズ教会 ![]() そして、祭壇前の黄金色の入れ物の中には、ザビエルさんの右手の遺骨が収められています。 彼が中国で死去した際、遺体を運ぶのは無理だったので、法王の命により右手だけ運ばれてきたのだそうです。 ザビエルさんって本当に偉い方だったんですね。 ![]() ナヴォーナ広場 古代ローマの競技場跡の名残から、広場は長さ260m、幅50mの細長い楕円形をしています。中央にはルニーニ作の「四大河の噴水」があり、17mのオベリスクがそびえるシンボル的な存在となっています。 現在修復中で周りが囲いで覆われていました。 パンテオン ![]() 古代ローマの建築をほぼ完全な形で遺す貴重な遺構。 16本の円柱のある入口を通って中へ入ると、床の直径と同じ高さが同じ43.3mという空間が広がり、当時の建築水準の高さがうかがえます。 ![]() 街の至る所で見られる水飲み場。いつも水が出ています。 これは犬がいつでも飲めるようにと止めないのだそうです。勿論人間も飲めますよ。人が飲むときは先を抑えると、ちゃんと横から噴水のように吹きだします。ただし、硬水なので日本人には無理なようです。 カンピドーリオ広場 ![]() カンピドーリオはキャピタル(首都)の語源ともなった言葉で、最も重要な場所という意味。 広場の正面に位置する時計台がそびえる市庁舎の階段、その左右にある2つの宮殿(現在は美術館)を含めミケランジェロが総合的なデザインを手がけたと、いわれています。 ![]() 市庁舎の横にはエトルリア時代の「狼の乳を呑むロムロスとレムス兄弟」の青銅像があります。 ローマ神話によると、軍神マルスとレアの双子の息子ロムロスとレムスは狼に育てられ、ロムルスによってローマが建設されたのだそうです。 カンピドーリオの丘から見たフォロロマーノ ![]() フォロロマーノとは「ローマの公共広場」の意味で、紀元前509年から、共和時代、ローマ皇帝時代を通じて約1000年もの間、政治、経済の中核をなした都ローマの中心部だったところです。 この写真は市庁舎の横からフォロロマーノを見下ろして撮ったものです。 ![]() 紀元80年頃、約4万人の奴隷を使って、たった8年で完成させたという、円周527m、高さ50mの4階建て円形競技場。約6万人を収容できたといいます。 ローマ帝国の力を今に物語る貴重な遺物です。 :::***:::***:::***:::***::: サン・ピエトロ大聖堂 :::***:::***:::***:::***::: 言わずと知れた世界に10億人の信者を抱えるカトリックの総本山。 ![]() その後、1506年に強大な権力となっていたヴァチカンの権威と財力によって、当時活躍していた芸術家をイタリア各地から呼び寄せ、120年の歳月をかけて再建されました。 この度訪れた目的は、前回ツアーでは行くことができなかったクーポラ(丸屋根)の上までのぼることです。 ![]() ここまではお金を払えばエレベーターで来ることができます。(勿論階段もあります) ドームはブロンズの大天蓋で覆われていました。はるか下に祭壇があり、ミサをしている教皇のお姿を見ることができます。(今日が日曜だからかも知れません) 祭壇 ![]() テラスから下で行われているミサの様子を撮りました。画面上の方で、白い衣服を纏って立っておられるのが教皇です。 画面下には熱心にお祈りを捧げている、カトリック信者が見えます。 圧倒的な存在感に打ちのめされます。 ![]() 上からの眺め クーポラへはテラスまでは有料エレベーターで、そこから先は300段の急こう配の階段が待っています。 階段はカタツムリの形のようで、上に行くほど狭くなり、体を傾けながら、最後は中心にぶら下がっているロープにすがって登ります。 ![]() また、階段は一方通行で、途中で引き返すこともできません。胸はバクバク、足はガクガク。バテバテの状態でやっと頂上にたどり着くと、上からはローマ市街が360度見渡すことができ、余りの眺めの素晴らしさに疲れも一気に吹き飛んでしまいました。 この度の旅行で一番感動し、忘れられない場所となりました。 みぃ〜つけた! ![]() 聖堂を出て、地下鉄の駅へ行く途中、修道女さんのグループに出会いました。 なんと若い修道女さんがジェラートを食べながら歩いているではありませんか。 ふと、映画「ローマの休日」のスペイン階段で、アン王女がジェラートを食べていた風景とイメージが重なりあい、「さすがイタリア!?」。 なんだか嬉しくなりました。
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