各種工作等

僕は昔から工作が好きでした。
小学5年生の頃、学研の教材で鉱石ラジオを作ったのが半導体を使った工作の始まりで
中学までラジオばかり作っていましたが、高校入学後はラジオ以外のものも作るようになりました。

今までに作ったもの(キット含む)の一部を紹介します。

ゲルマラジオ

昔で言う鉱石ラジオです。
ゲルマラジオは電源が不要です。
コイルは高周波チョークコイルを
使っています。
回路は簡単ですが
作り方で性能も違ってきます。
興味が絶えない対象です。

 

MSXパソコン用
通信インターフェース

トラ技かCQ誌を参考に作りましたが
本の回路図が間違っていて最初動きませんでした。(笑)
写真のように多くの配線をチェックするのは大変でしたが
通信インターフェースの回路がよく理解できました。

 

マイコンカー

短大時代(1987年頃?)に作ったマイコンカーです。
セミナー(卒論みたいなものです)で
ハードウェアコースを選択したので
何かモノ作らないと卒業できない!ということで・・。
当時、
『ナイトライダー』がTVで放映されていたこともあり
マイコン制御に興味があったので
マイコンカーを作りました。

 

無線機送信監視回路

アマチュア無線でパケット通信をしていた時に
TNCの不具合等が原因で
無線機が送信したままになることがあり
負荷電流を常時監視し送信が約30秒続くと
無線機の電源をOFFにして
数十分後に再投入する回路を作りました。

 

FMラジオ

エレホビーのFMラジオのキットです。
ICを使っているので簡単なわりには実用で使えます。

ケースはカセットテープのケースと同じサイズです。

 

SWR計

アマチュア無線応援団キャリブレーションの
SWR計の組立キットです。
HFから430MHz帯まで使えます。

組立は簡単ですが
割とアクロバティックな造りになっていて
この回路をこのケースに収めた
メーカの努力のようなものを感じます。

 

QRPパワーメータ

アマチュア無線応援団キャリブレーションの
QRPパワーメータの組立キットです。
HFから430MHz帯まで使えます。

組立は簡単ですが
割とアクロバティックな造りになっていて
この回路をこのケースに収めた
メーカの努力のようなものを感じます。

 

USBIF4CW 2009年5月2日製作

通信販売で購入した組立キットです。
パソコンのUSBに接続して
パソコンからCWの運用ができます。

詳細はここをクリック

 

50MHzDSBトランシーバー 2009年後半製作?

アマチュア無線応援団キャリブレーションの
ポケロク基板キットを使って組み立てました。
黄色のツマミはボリューム、黒は周波数。
左下のLEDは送信表示のランプでオリジナルのキットにはありません。
ケースは地元のパーツ屋さんで買ったアルミケース(100
×70×40)
たぶん株式会社リードのP−4だったと思います。

今回のポケロクのリアパネル。

左の上は送受切替ジャック
左の下はスピーカマイクジャック
中央上は電源スイッチ
中央下は電源ジャック
右端はアンテナ用のBNCコネクタです。

今回のポケロクの内部。

一部改造してあるので、部品の付き方が違います。
アルミケースを使ったのが災いしたのか配線の引き回し方がまずかったのか
外部マイクにしたのがまずかったのか原因がわかりませんでした。
きっとオリジナルキットどおりに組み立てた人は
うまく動いたんだろうなあ・・・。

どうしてもコア調整がうまく行かず、一部改造しました。

さらにポケロク改造。

こんなので良いのか悪いのかわかりませんが感度が低いようなので
有り合わせの部品を基板の裏側で追加してみました。
破線の部分が受信アンプのつもり(笑)です。
多少でも利得があるのかノイズが少し大きくなったような気がします。
(気だけかも:笑)

たぶん、出力側にも共振回路、というのが多いと思いますが
まあ、ええか(苦笑)と組んでしまいました。

今回のポケロクのスピーカマイク。

今回作ったポケロク専用のスピーカマイクです。
ケースはタカチのSW-95Sかな。
カールコードの代わりに細いリード線6本を三つ編みにしました。
本当はシールド付のカールコードがほしかったのですが
手持ちの電線がたくさんあったので、こうしました。
1個のマイクから2個のプラグが出ています。
送受切替用とスピーカマイク用です。
これを今回のポケロクのリアパネルから挿しこみます。

さらにスピーカマイクにアンプを追加。

交信した局長さんから「大声で話してもらえるとはっきり聞こえる」と聞いたし
パワーメータ見ても普通にしゃべると2〜3mWくらいしか出てない様だった。
限界まで大声でしゃべったり、マイクにおもいっきり息を吹きかけて、やっと
20mW出る感じだったので、スピーカマイクにアンプを組み込んでみた。
ありあわせの部品を使ったので最適とはいえないかもしれない。
マイクに近づかなくても普通にしゃべってパワーメータがピークで20mW程
振るようになった。

 

50MHz用バラン?

たぶん21〜50MHzくらいなら効くんじゃないかな?
と思って作ったパッチンコアを使ったバランです。
ダイポールアンテナと同軸ケーブルをつなぐときはバランを使う?
ということになっていますが、現実には設置環境上完全に平衡した状態にはならない
らしいので無くてもだいたいはイケルんだろう。
まあ、無いよりマシか、というところでしょうか?(爆)
実際に移動でポケロクと組み合わせて何回か使ってみました。

 

ツインアストラルプレーンアンテナ

2009年9月27日、香川県の綾歌町で開かれた
JARL香川県支部 製作技術講習会で作ったアンテナです。
これ1個で144MHzと430MHzが使えます

マイカーにつけてモービル運用で使っています。

 

ATX電源を無線機の電源に  2009年末製作?

工作というには心苦しいけど(笑)捨てずに置いてあった壊れたパソコンのケースから
ATX電源を抜いて無線機の電源に使ってみました。
電源の中を掃除した後、12V、GND、5VSB、PWR-OK等の使いそうな配線は残し
他は切断。(配線もコネクタもそのまま残して使った方が良かったかも・・・)
12VとGNDの線にクリップをつけて5VSBにはスイッチをつけて使いやすくしています。

受信音にわずかにブーンと聞こえることがあるが支障は無いし
送信しても相手局にはノイズもハム音も聞こえないようで重宝しています。

 

直流電源の製作 2010年8月7日完成(笑)

直流電源を作ろうと思って変圧器を買ったのが二十歳の頃。
その後、直流電源を作るのがめんどくさくなって変圧器をそのまま持っていましたが
今後自分が変圧器を使わなければきっと死ぬまで誰も使わない

(というより、スイッチング電源が多い現在、こんな変圧器なんて永久に誰も使わない:爆笑)

と思ったので2010年春から製作を始めました。
買って20年以上も経った変圧器、絶縁とか大丈夫か?通電したら
”ちゅどーん”とか・・・。(^^;)
最初は
2SC2580をレギュレータに使っていましたが増幅率が少なかったのが原因か
出力12Vで2.5A以上の電流を出そうとするとトランジスタの電圧のドロップが大きすぎて少々問題あり。
まあ、それでも無線機はいちおう送受信できたけど・・・・。
いろいろ回路を変えてみましたが既にケースの加工も終わっていたので
スペースの関係上、大きくは手を加えられません。
レギュレータを
LM338に変更して2010年8月7日、出力を4.5Aくらいまで出して
電圧がほぼ安定しているのを確認しました。まあ、これならいいだろう。
電圧は1.2Vから14.5Vくらいまで調整できるようになっています。
今まで電圧を変えられる電源は持っていなかったし、4A以上出せる電源も持っていませんでした。
この電源は一生モノかな。

 

周波数カウンタの製作 2010年9月23日完成(笑)

秋月電子通商で周波数カウンタのキットを買ったのが、たぶん二十歳の頃。
しかし、このキットはできが悪い(失礼!)、というより、ある程度、製作に技術力が必要で
説明書は部品の改定や説明が飛び飛びでまとまってないし回路図と梱包されている部品が
合ってないものもあるし
「もし、〇〇であれば・・・」というような自分で判断してバイアスを調整したり部品や配線を
変更しないといけない部分があったり
基板が
カウンタ本体表示パネルプリスケーラの3つに分かれていて
基板と基板をつなぐ配線が多いのに
基板の穴位置や穴間隔が変になっていてコネクタやフラットケーブルが使えそうに無いので
1本1本配線をつなぐ必要がありそうで・・・と、これまた、めんどくさくなって
20年以上そのまま置いてありました。

しかし、近年、製作で周波数を測定したい場面が何回かあり
これまた電源同様、自分が作らなければ誰も作らない(爆笑)
と思ったので、ダメもとで作ってみることにしました。
製作中に部品を壊したり壊れた部品があっても、恐らく今は手に入らないだろうけど・・。
現在ではもっと小型でTCXOなど使った高精度で桁数の多いのがあるので
今さら6桁の周波数カウンタなんて、という考えもありますが
実はSOARのFC-845という4桁で160MHzのカウンタを今まで使ってきました。
50MHzのトランシーバを作った時に、4桁のカウンタを使っていると
どうしてもあと1桁か2桁がほしいと強く思いました。

手持ちで手頃なケースを探すとエレキットのKC-71というアルミケースがあり
基板を合わせてみると良さそうなのでこれを使って製作に入りました。スペックは上限250MHz、感度20mVです。

 

144MHz VFOの実験 2010年10月〜2011年10月頃(笑)

元々はARDF受信機の局部発振器の回路実験だったが
VFOそのものの安定動作を追及(笑)するのが面白くなって
LC発振回路の実験を約1年やってた。(笑)
思いつきで書いてみた結果を載せています。詳細は下記リンクをクリック。

2010年10月頃の実験
2011年3月頃の実験
2011年10月頃の実験

 

144MHz ARDF受信機の製作(試作1号機)
2011年5月〜2012年5月頃

144MHz VFOの実験を踏まえ試作した1号機。
ケースは確かタカチのYM-100だったと思う(100×70×30)

2012年7月、JARL徳島県支部のハムの集いに出展した。

詳細はここをクリック

 

144MHz ARDF受信機の製作(試作2号機)
2012年5月〜2012年10月頃

試作1号機のテストを踏まえ試作した2号機。
ケースは確かタカチのYM-100だったと思う(100×70×30)

これを使って第20回北四国ARDF競技大会に参加した。

詳細はここをクリック

 

144MHz ARDF受信機の製作(試作3号機)
2013年6月〜2015年6月頃

試作1号機2号機より小型軽量高性能?を目指し試作した3号機。
ケースはタカチのYM-80(80×50×30)

2014JARL徳島県支部ARDF競技大会の終了後、初テスト。
その後改修し2015四国地方ARDF競技大会で実戦テスト。

詳細はここをクリック 工作に特化した資料はここをクリック

 

ARDF用IDジェネレータの製作(試作1号機)
2015年2月〜2015年6月頃

FMハンディトランシーバをARDF用TXとして使うためのもの。
ケースはタカチのSW-95(58×18×95)

PIC12F629を使用。144MHzのハンディ機で付属装置として届済。

詳細はここをクリック

 

50MHz DSBトランシーバの試作 1985年?〜2012年10月頃(笑)

たぶん17歳か18歳の時、トランシーバを作るつもりで
アルミケース(富士シャーシーのFC-4B)を穴あけ加工したまま
20年以上も置いてあった。(苦笑)
LC発振回路の実験を繰り返すうち、それを局部発振器に使って
置いてあったケースを使って1台作ってみようと思った。第10送信機として申請済。

内部写真はここをクリック 回路図はここをクリック

 

スマートホン用オスロスコープアダプタの製作 2013年7月頃

おもちゃ病院でおもちゃの修理をしている時
「テスターではちょっと難しかったね」とか「波形が見たい」いうことが何回かあった。
オシロスコープ持ってるけどかさばるし・・・チョット波形見たいなら
スマホで何とかならないか?ということで作ってみました。
たぶん定数は良くないです。(苦笑)

内部写真はここをクリック 詳細はここをクリック

 

GPS一体型 Pom Tracker miniの製作 2013年9月15日

香川県の丸亀市綾歌町栗熊西1638
栗熊コミュニティセンタ−(旧綾歌町農村環境改善センター)で開かれた
JARL香川県支部 製作技術講習会で作りました。

左はケースに入れてある状態、右は基板の写真

JR5HJJ-12の追跡

 

3.5MHz用ARDF受信機の製作 2015年8月28日

PJ-80の組み立てキットです。共同購入で入手しました。
OMさんから、電解コンデンサは日本の部品に替えた方が良いと聞いたので
キットのコンデンサを使わず改めてパーツやさんで購入したコンデンサを使いました。

組み立ての際、ネットの情報で周波数の安定化にR7(150Ω)を取り外して
レギュレータIC78L05を用いる方法が掲載されていたので参考にしました。

@R7をはずしてR7の裏側のグリーンレジストを剥いで、すぐ右側に穴を開ける。
A部品面に78L05を挿して、ハンダ付けする。
B半田面に0.1μFのコンデンサを2個ハンダ付けする。
 0.1μFを付けたのは手持ちにあったから。(笑)

電池は006P(9V)に変更しました。

 

音声デジピータを使った可搬型無線中継器の製作(試作1号機)
 
2015年11月頃〜2017年8月

2014年6月8日、間違って参加した?ある会議の話を聴いたのがきっかけで
試作しようか、どうしようか・・・と考えていましたが結局試作してみました。
受信中判定は使用したトランシーバの負荷電流を監視して判定しています。
2017年8月15日から自宅庭で耐久テスト中。(笑)

詳細はここをクリック

 

DDSを使った信号発生器の製作
 
2014年10月頃〜2017年8月

KEM貴田電子設計さんのキットDDS-MINI2です。ケースはタカチのYM-100。
ヘッダピンをL型にしなかったのでヘッダーソケットによる接続では
ケースに収まらず(不覚)。でも、つけたヘッダピンがもったいないので
ラッピングでLCDとつなぎました。(苦笑)
エンコーダはDカットシャフトで手持ちのつまみが無かったので
共立エレショップなどでWTN-15-1302を買って付けようと思います。

 

有り合わせのパーツでパソコン用マイク製作
 
2020年4月25日〜2020年5月5日

新型コロナウィルスが発生し、感染防止のため趣味の関係者との集会・打ち合わせについて
インターネットを利用したTV会議導入(Zoomの使用)の話がメールで届いた。
TV会議機材の需要急増でWebカメラもヘッドセットも入手しづらくなんとか音声だけでも・・・」
というわけでパーツケースの中から有り合わせの部品を拾い出して作ってみました。

詳細はここをクリック

 

FMラジオ2の製作
 
2023年8月〜2024年2月

JARLの行事で作ったFMラジオキット(EQKITのYFM-2)を
改造、テイシン電機のTB-56Bを使ってケーシングしてみました。
チューニングも音量調節もタクトスイッチで
周波数ずれやボリュームのガリの心配がありません。

単体で聴いても良いし外部アンプで聴いても良いと思います。

 

FMワイヤレスマイクの製作
 
2023年8月〜2024年3月

JARLの行事で作ったFMワイヤレスマイクキット(EQKITのRF-02FM)を
改造、テイシン電機のTB-56Bを使ってケーシングしてみました。
基板のマイクジャックは取り外して
プラグインパワー専用マイクジャックをケースに取り付けました。
市販のプラグインパワーのマイクも動作確認済。
またボディーエフェクト軽減の細工も施しました。

 

 


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