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異常気象により、四国の水がめ早明浦ダムの貯蓄率が0%となり、
香川県は大渇水になりました。
香川県は、夏に少雨状態が続くと、すぐに水不足という状態になります。
昔の話によると「水もり」とか「せんこうをつけて水の順番とか量をはかっていた。」
そうです。
水不足は「香川用水」が開通すれば、解消できるといわれていましたが、「香
川用水」が開通している今でも、
気象状況、社会情勢、社会構造などの変化による影響で、まだまだ十分安定
された水供給ができないときもあります。
水は、生命の{源みなもと}といわれるぐらい、大切なものです。
それでは、香川の水について調べてみましょう?
★ 香川県のここ30年の念平均降水量は、約1120o程度です。
これは、全国平均の約3分の2です。毎年の全国順位はいつも40位台で全
国的にみても非常に降水量の少ない県です。
★ 香川県の河川は、こうばいが急で、短いため、流れが速く、流れる水の量
は少ないです。
隣の県の徳島県の吉野川は、川幅も広く、多くの水の量がゆったりと流れて
いる印象ですが、香川県の場合はどの川をみても、流れが速く、川幅が狭く、
ほとんど水がなかったりします。
★ 香川県には約16000のため池と15のダムがあります。全国1小さな県で
すが、ため池の数は全国3位です。
1ku当たり、8〜9個のため池がある計算になります。
昔から水に対する思いが強いため、ため池にまつわる民話、伝説が数多く
あります。
★ 香川県内の地域で利用されているわき水、井戸はアンケ−ト調査による
と、約130カ所。
ただわき水、井戸に関しては、まだ一般的に知られていないところも多く
あります。
わき水、井戸に関しても、ため池同様多くの民話、伝説があります。
香川県では、資源としての水の問題も深刻ですが、水質汚濁状況もまた深刻です。
平成17年度の調査では、BOD,CODに係る環境基準の達成率では河川63%、
海域43%と全国平均と比べると全国平均と比べると非常に低くなっています。
河川の流量が少ないことや、瀬戸内海が閉鎖性の海域であることなどの地理的条件
も1つの原因ではありますが、数年前にうどん店の排水問題が大きくとりあげられたこと
からもわかりますように、小規模事業所や家庭からの排水が主要な汚濁原因であり、
今後もそれらの排水対策を推進していくことが重要な課題となっています。
自由研究の資料リンク
香川の水 http://www.pref.kagawa.jp/kankyo/mizu/kgwmizu/
香川のため池 http://www.pref.kagawa.jp/kankyo/mizu/ike/index.htm
香川のダム http://www.pref.kagawa.jp/kankyo/mizu/kgwmizu/kagawa/0
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