★ 県緑地環境保全地域
市街地またはその周辺の区域にある樹林地、丘陵、海岸、湖沼、河川などの区域及びこれと一体となって自然環境を形成し、その自然環境を保全せることが、当該地域の良好な生活環境の確保に役たつものを県緑地環境保全地域に指定しており、現在5カ所を指定しています。
地域の名称 |
所在地 |
面積(ha) |
七宝山緑地環境保全地域 |
豊中町 |
50.95 |
大高見峰緑地保全地域 |
丸亀市 |
124.10 |
小松尾山緑地環境保全地域 |
山本町 |
2.99 |
大水上緑地環境保全地域 |
高瀬町 |
6.51 |
間川緑地環境保全地域 |
さぬき市 |
4.24 |
計 |
★ |
188.79 |
★ 現状と課題
古くから、人間の活動が盛んに行われきた地域であるため、自然植生はきわめて少なく、県土面積に占める割合は約0.4%にすぎません。が、ため池や鎮守の杜に代表される特色ある景観など、豊かで個性ある自然環境を有しています。
特に優れた自然景観地は国立公園や、県立自然公園などに指定し、その保護と適切な利用を図っていますが、都市化や土地利用の高度化によって豊かな自然環境の改変が進み、優れた自然景観が失われつつあります。
このため、本県に残された自然環境が、各種の開発行為などによって損なわれることがないよう適切に保全し、
また、国立公園や県立自然公園などの優れた自然景観の保全や、丘陵や山間地域に広がる多様な森林の保全を図る必要があります。
やむをえず改変された自然環境は、その復元に努めるなど、良好な自然環境を守り育み、後世に継承していく必要があります。
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