スマートガイドとは
スマートガイドとは、下図のように
体軸方向に距離を持つ穿刺においてCT透視上あるいはスキャン画像上で、目的点と穿刺開始点の2点を決めるとXY軸方向の穿刺角度、Z軸方向の角度、距離3次元ガイドラインが表示される機能のことです。
表示機能として
1,XY方向穿刺角度
2,Z方向穿刺角度
3,刺入開始位置
4,ターゲット位置
5,ガイドライン
6,スライスマーカー
が表示されます。
スマートガイドラインの説明
ガイドライン上には下図のようにガイドライン、透視断面と共に移動する
スライスマーカー、その時のスライス厚とZ軸方向の穿刺角度により変化するスライス厚マーカーにより成り立っています。
穿刺時にはスライス厚マーカーがその時々のテーブル位置における穿刺針が見えるべき位置を示しており、左の穿刺の例で例えるともし針がスライスマーカーより左から見えてくると頭側に針が曲がっていることを示し、針が右側から見えてくると計画より足側に針が曲がっていることを示します。
また、スライス厚マーカーは透視スライス厚、Z軸方向の穿刺角度により点線部の間隔が変化し点線の間隔がそのスライス厚、穿刺位置で正確に見えるべき長さ を示します。
スマートガイドは下記の4ヶ国で特許を取得していま
す。
日本特許
特許番号JP2000197630
アメリカ特許
特許番号US6487431
オーストラリア特許
特許番号AU5606999
ドイツ特許
特許番号DE19951496