ラウンドや練習場で実践すること!
プロやシングルもナイスショットばかりは続きません。自分に合ったスタイルが大叩きをせずゴルフを楽しむ秘訣です。
◆最近気を付けていること
- 球筋が変わったときは、石垣島の川俣明プロのレッスンを思い出せ
- リバースピボット防止のため、テイクバックは右膝が動かないよう踏ん張り、脇を絞めゆっくり肩を回す、トップは右脇が開かない高さ、ダウンは左腰を回し、前傾のまま体の正面でインパクト、目標にフォローを取る、また、ダフるときはボールの赤道を打つ
- グリップは緩く、打ち上げは右足を踏ん張り、腰の回転で肩は水平に回す
- パターのボールは利目の下、一歩強めのタッチ、頭を動かさずに見えるスプリットを通す
- 老いを受け入れ無理をしない、お尻を引き膝を少し曲げた前傾キープ(若々しいアドレス)
- グリーンのセンター狙いで打ってもカラーがいいとこ、パターで寄せてパー狙い
狙ったところに打つ
- ボールはスタンス方向に飛ぶ、ボール前方に目印を見つけ、目印とボールを結んだ線と平行にスタンス(肩は目標の左を指す)、右足は飛球線に直角
- スタンスは打ち出し方向、フェースは落としたい方向に向け、下半身はどっしり
(クラブはスタンス方向に振る、インテンショナルはインサイドやアウトサイドに振る) - テイクバックは、右腰を後ろに回し肩の回転でボール後方にヘッドを上げ、グリップが腰の位置から右ひじをたたみトップ(トップで止まるくらいゆっくり)
- ダウンは、左足を踏み込み左腰を後ろに回すとクラブが縦に下りるので、ここから肩を回しヘッドを走らせ、前傾のまま飛んでいくボールを見る
- 距離と方向は、絞り込んだ両腕でトップからグリップをアドレスの位置に引き戻し、インパクトから力を入れ腹筋と背筋でフォローを取る
- 傾斜面のボールは素振りで芝が擦れる位置、中央とは限らない
- ラフは芝の見極めが大事、夏芝は長く伸びるので、沈み具合で番手が決まる、沈んだボールは8IorPWで打つ
- 30Y以下のアプローチはスクウェア又はクローズに構え、コックを使いヘッドを上げ、グリップはあまり動かさずヘッドの重みで柔らかく振る
- 難しいライのアプローチは左足体重でクラブを吊るように短く持ち、両脇を絞めたままトゥ打ち(トゥ打ちは打って終わり、フォローは要らない)
- 低く出て止まるアプローチは、フェースを開き体の回転で打ち、フェースを返さない低いフォロー
- ヘッドを浮かせハンドファースト、肩から肩のパンチショット、散るときは右手を脱力
- グリーンぎわのラフはパターをハンドレートで打ち、芝を跳び越す
- 木の枝がスタイミーな時は6I、7Iで低く転がし出す
ショットの安定
- クラブを短く握り、軸をブラさず(ベタ足)クラブを縦に下ろすと方向が良い
- 地面から打つときはボールを右、指3本短く持ち振り幅はコンパクトに、ヘッドを浮かせターフは取らない
- 打ち上げのボールは右寄り、テイクバックで軸が右にずれるとトップしやすい、打ち下ろしは突っ込みすぎのスライスに注意
- アプローチは左上がりが多く、スクウェア又はクローズの狭いスタンス幅で、傾斜の緩いアウトにフォローを取る
- アプローチはフェースを返し、フォローでトゥを立てグリーンに落とし転がす
(ショート、ロング) - 短いアプローチは左体重で両肘を胸に付け、肩の回転で振り幅を決め、ポンと打ち低いフォロー(アプローチチップス)
- ラフ、濡れ芝からのアプローチはAW、PWでフェースを開き、センターの距離に打つ
- パットは右が効き目の人はオープンスタンス(左が効き目はスクウェア)
パットを決める
- 左グリップはしっかり、右手は添えて脇を絞め、左肩を上げるように打つ
- 右が効き目でショートパットを外すときは、オープンスタンス、効き目を開けたり閉じたりしてもカップが動かない角度に左肩を開く
- ロングパットはハンドダウンに構え、ゆっくり大きく振りジャストタッチの距離に打つ
- ショートパットは、左体重でボールの近くに立ちクラブを吊るように持ち、左肩を固定して肩の上下動でカップ奥の距離(土手に当てる強さ)に打つ
- 方向が出ないときは、小さいバックでポンと打ち、大きいフォローで方向を出す
- 上りと逆目のファーストパットは1歩強めのタッチで打つ
- 上りパットの5時から7時は曲がらないので、カップを外さない
- 下りパットはゆっくり大きなスイングでカップオーバーに打ち、上りパットを残す
- ショートパットを外したときはお先パットをせず、マークし方向を合わす
短い登り(20cm)以外はお先パットをしない - パットはスパットを見つけ目を離さずアドレスすると方向を間違わない
(谷プロ:目印が見つからないときはボールのラインでフェースを合わす)
◆シニアスイング
シニアによくないセオリー
- ダウンスイングで右手を押し込みインパクトでフェースを返すと、テニス肘(右肘痛)になる
腕を伸ばし手を下に15秒、上に15秒を3セット、肘を軽くマッサージすると良い - フィニッシュで左ひざを伸ばし右足裏が見えるくらい回すと関節がロックされ左膝関節痛になる
膝は曲げたまま回転し、伸ばした状態ではねじらない(I字フィニッシュは良くない) - 背骨を軸に回転すると腰痛やリバースピボットになる
腰はあまり回さずテイクバックは左肩が右股関節まで回れば良い - グリップをしっかり握ると、寝起きに手がこわばったりばね指になる
指の関節の使い過ぎが原因で指の付け根が痛くなり、軽度の時はテーピングやサポーター、ひどくなると接骨院や整形外科のお世話になる(ゆるゆるグリップが良い)
崎山武志の開眼レッスン「楽に飛ばせます、芯に当たります」
(振り子のイメージで先端を走らせる)
釣り竿や竹笹をヒュンと振る要領で手元をちょっと止めて先がピュッと走る感じ。グリップを柔らかく握り、右足の前あたりで止める感じにするとヘッドが先行して加速する。
体が硬くなったら無理をせずに左足のヒールアップで体を回す。ダウンスイングは左かかとをちょっと内側にヒールダウンするくらいで、インパクトは右足の前。
右に傾いた頭の位置を保ったまま、首の後ろをスイング軸(中心)に振る。
スライサーは右足前インパクトのほうが球もつかまる。また、右軸の右べた足インパクトで振れば自然にミート率が上がる。
◆フェアウェイ・キープ率の向上
- グリップは短く、目印の後方にボールを置き、肩が目標の左を差すようにアドレス
- 左体重で左腕を伸ばし、両肘を胸に付けたまま、テイクバックは左肩を右股関節まで回す
- ダウンはクラブを縦に下ろしインパクトでヘッドが手を追い越すライン出し
- 方向性を重視する時は、クラブを短く持ち、フィニッシュでクラブを立て振り切る
- 2打目以降は素振りで最下点を確認し、目印に平行に傾斜に合わせたボール位置にスタンス
- フェアウェイはフラットな所が少ないので膝を使う(腰を落とし、膝を曲げたまま打つ)
- ラフはフェアウェイほど曲がらない(フェースを1時に開きヘッドを浮かせて打つ)
- ラフに浮いていてもFWよりUTが打ちやすい
- アイアンは、スリークォーターで最下点前(芝に触れる前)にボールを捉える
- インパクトでヘッドがグリップを追い越す打ち方は方向が良い
◆パーオン率向上
パーオン率はフェアウエイからのユーティティやミドルアイアンが一番確率が高い、アイアンのインパクトでヘッドがグリップを追い越すライン出しがベスト
- ティーショットは飛距離より2打目が打ちやすいフェアウェイに運ぶかが重要
- バンカー越えにならない平らなライからグリーンが狙える方向性に打つ
- ショットは全てライン出し、クラブを短く持ち、両肘が胸から離れないように打つ
- ナイスショットの距離で合わすと力みやすい、番手を上げて短く持ち普通に振る
- セカンドはクラブを短く持ち、ピンがどこでもセンターに打つ
- ラフは、エッジまでのキャリーのクラブで、バンカーに入らない方向に打つ
- ダウンスイングは両肘を胸から離さず遠心力でハンマー投げのように打つと曲がらない
- ラフでボールが浮いているときはUT、沈んでいるときはアイアンが良い
◆ピンより奥に付けない
- 歩測してエッジの距離、ピンの距離を把握してグリーンの傾斜から、落としどころを決める
- 上り、逆目とアゲンストはピン寄りに落とし、下り、順目とフォローは手前に落とし転がす
- ラフからは8Iで半分の距離に落とし転がすのも寄せやすい
- ダフリそうなライはグリップを動かさずヘッドを動かし払うように打つ
- ライが悪いときは、ヒールを浮かせて吊るように持ち、ポンと打つとダフらない
- バンカーからのSWは飛んでも30Y
練習場の芝の番手別転がしアプローチ(ショートアプローチの打ち方)
番手 | 30Y(腰の高さから落とす) | 50Y(肩の高さから落とす) |
---|---|---|
6I | 60Y(30Yに落ち) | 80Y(50Yに落ち) |
7I | 55Y 〃 | 70Y 〃 |
8I | 50Y 〃 | 60Y(40Yに落ち) |
9I | 45Y 〃 | 55Y 〃 |
10I | 40Y 〃 | 50Y(35Yに落ち) |
AW | 35Y(20Yに落ち) | 45Y 〃 |
SW | 30Y 〃 | 40Y 〃 |
30Yはヘッドを腰の高さからヘッドの重さで落とす、50Yは腕を水平(地面と並行)まで上げ落とす
◆大たたき防止
大叩きの原因は、OBや池ポチャ、バンカー、グリーン周りのアプローチ、ロングパットで寄せきれずダボやトリになることが多く、ハザードを避けるコースマネジメントやアプローチ、パットの距離合わせが重要です。
- 自分の球筋でOB、池、バンカーの無い方向に目標地点を設定
(ペナルティエリアと逆方向の球筋と届かない番手「2番手落とす」を考える) - ロングホールはバンカーや林、傾斜面に入ってもアイアン3打でボギーオンできる
- 自信がないクラブは使わない(7Iや8Iでボギーオンは可能)
- ダフルよりトップ(左体重でインパクト)、距離より方向重視、OBよりバンカー
- 350Y以上のミドルは3打目勝負、ティーショットやセカンドはライの良いフェアウェイ
- 深いガードバンカーで打てそうにないときは、2ペナでバンカーの外から打つ
- OBが出たら番手と方向を変える(同じ番手はダブルOB)
- 大ダフリが出たら小さい番手に替え同じミスをしない
- 林に入れたら確実にフェアウェイに出す(大きい番手で転がすのが簡単)
(打てない時はアンプレアブル) - グリーン奥からは、寄せるより小さくポンと打ち1クッションで上りパットを残す
- 大きいグリーンはロングパットより手前からPWやAWで転がすほうが2打であがりやすい
- 池越えは、得意クラブで打てるライの良いところまで寄せる
- アプローチは1ピンくらい下を狙い、上りパットをしっかり入れる
- フェアウェイバンカーは、ボール位置を右に(ダフらない)
- 曲げる(曲がる)ときのチェックポイント(グリップ、ボール位置、フェース方向、肩のライン、脇が開く)
◆パットの距離感・方向性の向上
パットはカップを通る中心線の左からはスライスライン、右からはフックラインになり、カップのてっぺんから傾斜の強さ分上にずらした仮想カップに向かって打つ。 返しのパットは、ショートして中心線を超えないと同じラインが残る。
- 距離感は振り幅で調整し、朝の練習グリーンで同じ距離を上りと下りを打ち、その日の距離感を掴む
- グリップはゆるく握り、バックスイングを小さく取り、フォローでボールを送り出す感じ
- グリップエンドをへそに向け(中心軸を意識)、アンカーリングの気持ちで振る
- カップ側とボール側のラインが逆に見えるときはボール側ライン優先
- 打ちたい方向にスパットを見つけ又はボールマークを合わせ、その方向を信じて打つ
- グリップは、フェース面を目標に合わせた後、
フラットな部分に左手親指を乗せ上の手を強めに握る
(効き目が右の人はオープンスタンスが良い) - ヘッドを12ミリ浮かすと転がりが良い(ボールの中心とフェースの上下の芯を合わす)
みんなのゴルフダイジェストより - 短い距離は、カップ内の右か左でカップを外さない
- ボールはスライスラインは左寄り、フックラインは右寄りに置く
- ショートを外すときはフェースを合わせ、左手でクラブを吊り(ヘッドの芯が上がる)、ソフトに握って少し後ろに引きポンと加速しながらフォローを取る
- 距離はバックの大きさで調整し、ヘッドの重さで90度から落とすと30Y、60度は20Y、45度は15Y位転がる
- 3~5Yパットは、2打でも可(距離を合わせ、下りは6割の距離感で3パットはしない)
- 調子が悪いときはパターを変える、ロングパット練習、ヘッドを浮かせ芯で打つ
※シャフトとフェースの作る角度に注意(かぶってもオープンでも真っすぐ打てない)
◆冬場対策(枯芝、風、気温)
冬は気温が下がりドライバーは1割くらい、アイアンは1から2割飛ばなくなります。また、芝が枯れて薄くなり当りが薄いとか芯に当たらないので、無理をしないことが一番です。芝は枯れても芯は固くて抜けが悪く、薄い芝はダフリ、ディポットのあるライの悪いとこに集まります。凍ったグリーンは直接落ちると奥まで跳ね、パットは霜で重くショートしやすくなります。特に冬場は、その人の弱点が出やすいので、この機会に苦手なライの練習してレベルアップを図りましょう。
- 芝の色が変わった頃からアプローチはライの状態で打ち方を決め、花道やラフで浮いていればロフトの少ない9IやPWのピッチエンドランが安全(SWは使わない)
ライが良く、上げる必要があるときはAWで大きくゆっくり振る
ディポットや逆目の悪いライは、ボールを右足前に置きPWや9Iでアウトから打ち込んで終わり - 1クラブ上げて指2本分短く持ち、ベタ足の8割スイング(方向性重視)で、力を入れずにリズムを大切にして打つ、夏場並みに飛ばそうと力むとスイングが乱れ、ミスが増える
- ショットはスリークォーターのゆっくりスイングが方向性も良く、風に負けない
- 2打目は、ライの良いグリーン手前に運び3打目勝負(ラフもボールが浮き打ちやすい)
- 気温が上がり服を脱ぐくらいになると距離も出て、凍ったグリーンの速度も変わる
(日陰グリーンはなかなか解けない) - 芝が薄くなっているアプローチは、ボールを少し右にセット、アドレスのグリップとシャフトの角度を変えずに打つ(打ち込まない)
- グリーン周りの寄せは、芝の抵抗が少ないのでパターが一番寄る
- 転がしは9I(1:3)、PW(1:2)、AW(1:1)を使い、ピン手前1から2mに付ける
- 凍ったグリーンは、AWでもPW分くらいは転がる
(冬はSWは使わず、上げるときはAW、転がしは9Iや8Iが距離感が合う) - 枯芝のアプローチはヒールを浮かして吊るように持ち、トゥでポンと打つ
- グリーンが凍ったときは手前に落とし、グリーンの状態を見ながら転がしの距離を調整する
- 靴底に霜が付くとグリーンは凍り重い、芝にボール跡が付くようになると解けて一気に重くなり、乾いてくると速い
- お先パットはボールやフェースに砂が付くと、短い距離でも外すことがある
- 凍ったラフは、芝の抵抗でランが出ない(落とすなら花道)
- 凍ったバンカーは、ヘッドが弾かれてトップするので、PW等でボールをクリーンに打つ
- フォローはいつもより10Y手前の距離で打つ、強いときは20Y落しでもよい
- アゲンストはフェースの上側でゆっくり打つとスピン量が減り高く上がり戻される以上に落ちて転がる
(ティを低くし強く打つと低い球でスピン量が増え落ちて転がらない飛ばない玉) - 旗が揺れていたら1ピン風上、竿が揺れていたら2ピン、竿が曲がっていたら10Y風上を狙う
- 風が強い日の打ち下し120Yは、7Iのクォーターショットでカラーに落とし、転がして乗せる
- 風が強いときは、パットのラインに影響が出る(フォローは転がり、横風は曲がる)
- 風によるフォローライン、アゲンストラインは、順目と逆目くらいの違いがある
- 冬の雨は高く上げて距離を出す(雨の日はランが出ない)
- 冬は芝の成長が止まるので一番早い(冬10フィート、春9フィート、夏8.5フィート、秋9.5フィート)
一般的ペンクロス(ベント芝)は気温10度から25度で成長 - 厚着をすると両脇が開きやすいので、両肘を脇に付ける
- 体が回らないときは、1枚脱いでショットする
ダフリやすい薄芝やベアグランドは、ダフらないよう膝を伸ばし左足1軸で構え、写真のように持ちテイクバックの大きさで距離を合わせる。
◆春芝・梅雨時対策
- 春は芝が薄いので、フェアウェイでもダフリやトップに注意し、ボールを右に置く
- 春先のラフは、ボールが浮いているので横から払い打つ
- 芝が伸びるとボールが沈み、FWよりアイアンやUTがミスが少ない
- 穂が出た芝は飛んだり飛ばなかったりするので縦距離に注意(番手を上げフェースを開く)
- フェアウェイのディボット跡は、ボールを右に置き打ち込む
- 薄い芝からのアプローチは、SWを使わずPW等でポンと打ち転がす
- ベアグランドは、バンカーのつもりでエクスプロージョンでコンパクトに振る
- 芝生のエアレーションはボールに砂が付き、短いパットもボールの砂を取らないと思わぬ方向に転がる
- 雨の日は距離よりフェアウェイキープ
- グリーンの肥料や砂、小さい雨粒がボールに着くと転がりは重くなる、大きい雨はグリーンが柔らかくなりショットは止まるが、雨は染み込みパットの転がりは同じ
- ラフ芝は水を吸ってヘッドの抜けが悪くショートするので、ソールを浮かせてアドレス
- フェースが濡れるとミスショットになることがあるので、打つ直前にフェース面を拭く
- 雨ラフはアイアンでフェアウェイに刻み、ボギーオンのセンター狙い
- アプローチはグリーンセンターの距離(ティフトン芝は10Y強め)で打つ
- 雨で濡れたラフはアイアンやUTが良い(FWは芝に負ける)
- 雨の日は、体が回らないので大振りはせず、ゆっくり振る
- 土にくい込んだボールは拾い上げてドロップ
- 湿ったバンカーはフェースをスクエアにし、バンスを利かせずアプローチ感覚で打つ
- パットでレインウェアの裾が引っかかるときは、裾側のジッパーを少し開ける
- 雨でボールに砂が付くので、短いパットでもボールの砂を取らないと思わぬ方向に転がる
- 雨が強い時の30Yアプローチは、8Iで15Y、PWで20Yのキャリーが必要
- 気温が高いと、雨でも飛距離は変わらない(ランが違うだけ)
- カジュアル・ウォーターは、その箇所を避け救済を受ける(グリーン上はプレース)
- グリーンでボールにカットした芝がつく時は、毎回ボールを拭く
- クラブに肥料が付いたときは、ラウンド後に十分クラブの手入れをする
- 雨の日もスポーツドリンクなどで水分を補給し、熱中症を防止する
◆夏芝対策
- 夏は水分補給と共に体力温存のため日陰を歩き、素振りも短く省エネプレー
- クラブ選択は芝の種類や目の方向、長さ、沈み具合で判断する
- 夏ラフに入るとロストしやすいので、見える方向に打つ(山越え木越えは注意)
- 夏ラフはヘッドが抜けるか芝の種類を見極める、野芝、ティフトン芝、密集した芝など
- 夏ラフも順目は少し沈んだくらいならFWやUTが使えるが、逆目や横目はアイアンを使う
- 芝の長さやボールの沈み具合で、フェースの開き具合や番手が決まる、ヘッドが抜けないと飛ばないので、沈んでいるときはヘッドが重いPW、AWを使う
- ラフのボールは浮いているので、つま先上がりやティアップしたつもりで短く持ち払い打つ
- 深いラフに入ったら基本はPWかAW、ヘッドが抜ける角度までフェースを開く
- 離れると見えなくなるくらい沈んでいるときは8I以下のクラブで脱出優先
- 夏ラフはクラブヘッドを少し持ち上げ、スコアラインの3番目くらいで払い打つ
- 穂の出ている芝は軸に当ると方向がぶれやすいので気を付ける
- ラフからのつま先上がりや左足上がりは、フェースに芝をかみあまり曲がらない
- 力むとフェースが閉じ左に行くので、フェースを開く
- 逆目の30ヤードは、50ヤードのつもりで打って終わり、フォローは取れない
- 順目のラフに浮いたアプローチは、AWのトウ打ちかフェースを開かず払い打つ
- グリーン手前は逆目でザックリ しやすい、パターかPW,9Iで寄せる
◆練習場でのチェック
練習場社長のアプローチは、ボールは左足かかとのオープンスタンスでフェースを少し開き、アウトサイドからボール手前にヘッドを落としバンスを滑らしながらヒールからトウにボールを転がしスピンをかけトントンピッタと止まる。グリップはスイング中へその前、フォローでフェースを返さなければ止まる、トゥを立てればランが出る。バンカーショットもフェースに斜めの線が入るそうです。
- 後ろに窓がある打席はアドレスの確認など鏡代わりに使える
- うまい人の後ろの打席はリズムやフォームの勉強になる
- スイング修正は意識してやらないと元に戻る(川俣プロ:フィニッシュで腰を正面まで回す)
- 練習はスイングを固めるのか、球筋を極めるのか、距離感かなど目的を決めて臨む
- 左体重で肩から肩のパンチショットから徐々にフィニッシュを大きくすると不調時に役に立つ
- コースで上手く打てないときは、1球ごとにクラブと方向を変えて打つ
ボール位置を左寄り(左下がり)、右寄り(左上がり)、近く(前上がり)、遠く(前下がり)で打つ - 準備運動の後、スタートホールのティーショットを打つクラブ(1W等)で打ち始めると、本番で上がらない
(短く持って低い球、気持ちよく振り抜く) - ダフリもトップも出るときは、ベタ足スイングや腰から腰スイングで回転軸を動かさない
- アイアンはボールの赤道と芝の間(2cm)にヘッドが入る、フェースを浮かせボールの赤道を打つ
- 球の打ち出し方向は、インサイドアウトから徐々にアウトサイドインにして、まっすぐのスイングを探す(フォローが変わると球筋も変わる)
- 弾道が曲がるときは、アドレスのフェース方向を開閉し、曲がらない方向を探す
- スイング方向とフェースの開閉を組み合わせ、弾道がどう変わるか試す(グリップでも変わる)
- グリップ位置や振り幅を変え、プラスマイナス10Yを打ち分けられると本番で使える
- 5Wや3Wを短く持って打つ(80Yや120Yの短い目標に落とす)
- ヘッドを浮かせ練習マットに当たらないアドレス、スイングを探す(ダフらない払い打ち)
(インパクトでカツという音がする) - PWとSWで20Y、15Y、10Yに寄せるバックスイングの大きさを確認
- フィニッシュでトウを立てる、フェースを顔に向ける、吊るように持ち払い打ちの3種類を練習
(フェースが顔を向く、フェースのトウを立てる、クラブを吊るように打つときの転がり具合) - グリーンがあれば、高い球で乗せる、低い球で手前に1バウンドさせて乗せる
- FW、UT、AW、SWで30Yの距離にボールを落とし、各クラブごとの転がりを知る
- 6IやFWでどのくらい転がるか知る(6Iで50Yに落とすと80Yまで転がる)
(林や木の下からは、上げるより転がすほうがリスクが少ない) - パター練習場がある時は振り幅の距離感、順目と逆目、上りと下りの距離の違い、スクエアなアドレス等の練習
- バンカー練習ではボール位置やフェースの開閉によるボールの高さや飛距離の確認
- スイングを携帯等で動画撮影し、アドレス、トップ、スイング軌道等を確認
◆自宅で出来ること
- 両肘を胸に付けたままのショートパットと素振り練習を毎日するとスイングが安定する
- スイング軸がずれるときは、連続素振りが良い
- 2,3歩以内のパットを毎日パターマットで練習
- パットは振り子式に上げて下し、狙った距離で止める(緊張したときでも3パットしない)
- カップを見ながらポンと打つ(方向が良くなる)
- 自宅に芝があればPWで掃くように打ち目標に落とす練習
- 練習場へ行かなくても素振りはできる
(両腕を胸の前にセットし、脇を締め三角形を崩さずコンパクトスイング)
◆スタンスセオリー
- 飛球線と肩は平行で、肩が目標の左を指すように見える
- 下半身はあまり回さず、トップで肩が90度回転していれば良い
- スタンスを広くすると、左右の体重移動はしやすいが、回転はしにくくなる
- スタンスを狭くすると、体重移動の幅は狭くなるが、体は回しやすい
- つま先を両足共目標方向に対し直角にすると、腰の回転が抑制され回転しにくくなる
- つま先を左右に開くと、下半身はロックされるが、上半身は回りやすくなる
- 体が柔らかい人は、右つま先を閉じると回りすぎを抑えられる
- 右に行きやすいときは、左つま先を開くと捉まりが良くなる
- 左つま先の開き方で、フォローの振り抜きやすさが変わる
- 標準でカット軌道のスライスになる場合は、右つま先を余計に開いて構える
- 左足上がりは、体重が右に残りやすいので、スタンスを広く取り左足つま先を開き、フォローで体が回りやすくする
- 左足下がりは、ダウンで体が左に突っ込むので、スタンスを広く取り左足のつま先を閉じて構える
- つま先上がりは、スタンスを狭くし膝を伸ばしてボールとの距離を調節する
- つま先下がりは、スタンスを広くし膝を深く曲げる
- パッティングでグリーンが重くショートするとき、スタンスを狭くすると回転しやすくなり、フォローでヘッドが出やすく回転が良くなる
- パッティングで高速グリーンのとき、スタンスを広くすると体が回りにくくなり、回転が抑えられる
- 持ちダマがスライスなら、クローズスタンスでストレートに近いドローとなる
- 持ちダマがフックなら、オープンスタンスでストレートに近いフェードとなる
◆故障時に助かったもの
- テニス肘(右肘痛)は、腕を伸ばし手を下に15秒、上に15秒を3セットする(肘を軽くマッサージすると良い)
- 左膝関節痛は、スパイクレスシューズが関節のロックが軽減される
- グリップの力が入りすぎのバネ指は、両手を胸の前で合わせ強く推すとばね指が伸びる
◆ヘッドスピード、ボールスピードの測定
自分の使用するクラブのデータを取っておくと、ナイスショットでOBになったり、グリーン奥のバンカーに入れたりがなくなります。また、平均飛距離を把握することで、コースマネジメントが容易になります。
ミート率が上がるとボール速度は速くなり、ヘッドスピードは落ちる。(運動量保存の法則?)
日により飛距離のバラツキがあるので、出だしホールで当日の様子を見ましょう。
パットの距離も計測できるので、自宅のパターマットで2m、3m、4mと決めた距離に打てるよう練習すると、カップ周りの行ったり来たりが少なくなります。