長編
■ 湖底に射す陽の光 R-18
企画小説。お題は、「水の中でH」、「3P」、「主従関係」。
赤子の頃、湖の辺に捨てられていたというセラティンは、養父母に虐げられながらも17歳の誕生日を迎えた。そしてその夜、いつも小汚い格好のセラティンが実はかなりの美貌を持つことに気付いた養父母の手により、セラティンは男たちに身体を売られる。さらに家族だと信じていた兄たちにも乱暴され、セラティンは失意のもと、森の中心に存在する湖へと向かった。その森には、幼い頃からセラティンを見守ってくれる誰かがいる。だが、セラティンは昔から何故か強烈に水に惹かれてしまう自分に恐怖していた。湖に触れたその時……。(全16話 完結)
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外伝
■ 湖底の囁き
ラスクxセラティン
『湖底に射す陽の光』のその後。地上での生活のお話です。
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主要登場人物紹介
■ セラティン
16歳。黒髪と翡翠色の瞳。
赤子の頃、湖の辺に捨てられていたのを、養父母に拾われる。
実は、湖底人。
■ ラスク
28歳。黒髪と蒼い瞳。
湖底人で、セラティンを見守ってきた。
神官の家系に生まれながら陸でも呼吸できるため、兄からは『出来損ない』と虐げられている。
■ ソウガ
32歳。黒髪と蒼い瞳。
ラスクの兄。前神官長の長子。
湖底都市ヴィンダーフィルを守ることに固執している。
■ ネスト
19歳。腰まで届く銀髪と蒼い瞳。
ソウガやラスクの従弟。
ソウガの執念に心を痛めている。
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