GTA溶接後の電極状態

11.電極断面形状、アルゴン5+ヘリウム5シールド

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 3.2mmΦの2%トリア入りタングステンを研磨して5秒間アークを流した後の電極表面です。アルゴンとヘリウムを等量毎分5リットルづつ流しています。右下がアーク発生前の電極先端部で、5秒間のアークでは損傷はあまり激しくないことが分かります。
2%ThW(Normal)3.2mm Polished after 200A, Ar5+He5 arcing for 5sec
x30, point06.gif x60, point06.gif x100, point06.gif
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 3.2mmΦの2%トリア入りタングステンを研磨して20秒間80Aのアークを流して一旦アークを止め、再度アークを20秒発生させる間歇的なアーク発生を繰り返した後の電極表面です。アルゴンとヘリウムを等量毎分5リットルづつ流しています。10回の繰り返しでは電極の損傷はあまり激しくないことが分かります。しかし繰り返し回数が多くなるとリムが溶融するなど電極の損傷は大きくなり、側面部でトリアが析出していることなどが分かります。
2%ThW(Normal)3.2mm Polished after 80A, Ar2+He18 arcing for 20secx10times
x40, point06.gif x100, point06.gif x1000, point06.gif x3000, point04.gif x5000, point04.gif
2%ThW(Normal)3.2mm Grinded after 80A, Ar2+He18 arcing for many times
x50, point06.gif x50, point06.gif x100, point05.gif x500, point05.gif
x50, point03.gif x150, point03.gif x500, point03.gif x500, point03.gif
x200, point02.gif x2000, point02.gif x4000, point02.gif x35, point06.gif

 アルゴンとヘリウムの比率を変えるとアークがどのように変化するのかを調べた動画を参考のために掲載しておきます。
He/Ar mixture20L/min, 70A(image, 950nm pseudo, 1000nm pseudo, spectrum)
He20 A2H18 A5H15 A10H10 A15H5 A18H2 A18H2a Ar20

次ページ 2017.05.19作成 2017.05.24改訂