株式会社 小川技研

・水中溶接、水中切断などの特殊環境での作業技術の研究開発を得意とする会社です。
・自動化技術、特に環境を自動的に認識する技術や、高速度ビデオによる溶接切断現象の解析技術に秀でています。
・レーザ溶接やアーク溶接及びそれらのハイブリッド溶接を多く経験し、さまざまなデータを蓄積しています。
・プラズマ切断、ガス切断、酸素アーク切断などの水中切断に関しても、研究・実用化実績を多く有しています。
・メガフロートの溶接や解体など、実海域での実用化経験も豊富です。

会社概要


事業内容

1 溶接・切断等の熱加工技術の研究開発
2 溶接・切断等の自動化技術の研究開発
3 溶接・切断加工技術用機器の製造販売
4 溶接・切断等の加工技術に関する教育及びコンサルティングの実施
5 溶接・切断技術に付帯するソフトウェアの製造販売

当社HP内容の主要部分を以下に紹介しています


3.水中溶接と基礎 はじめに水中溶接に固有な特徴と問題点概要を紹介しています
 3.2 水中溶接環境 水中溶接切断を実施する環境の特徴を紹介しています
 3.3 基礎知識1  溶接を理解するための気体関連の知識を紹介しています
 3.4 基礎知識2  溶接を理解するための固体関連の知識を紹介しています
 3.5 GTA溶接  GTA溶接技術の特徴を紹介しています
 3.6 GMA溶接  GMA溶接技術の特徴を紹介しています
 3.7 メガフロート メガフロート建造技術の特徴を紹介しています
 3.8 湿式水中溶接 湿式水中溶接技術の特徴を紹介しています

4.水中切断  水中切断技術の概要を以下の順序で具体的に紹介しています。
 4.2 水中作業の特殊性4.3 技術開発の歴史4.4 ガス切断 4.5 酸素アーク切断
 4.6 アーク切断4.7 プラズマ切断4.8 高速水切断4.9 爆破切断
 4.10 機械的切断4.11 レーザ切断4.12 放電加工

5.高圧アーク現象  水中作業では作業水深により気圧が高くなることが特徴であり、各種水中溶接・切断技術に固有な概要を以下の順序で具体的に紹介しています。
  5.2 GTA溶接5.3 GMA溶接5.4 酸素アーク切断5.5 溶極式WJ切断
  5.6 その他切断5.7 高圧まとめ

6.高速度ビデオ  水中加工技術では自動化が必要であり、そのために実際に起きている現象を正確に理解する必要があります。高速度ビデオはそのための必須技術です。アーク現象を撮影するために必要な知識を以下の順に紹介しています
 アークの特徴(概略)、  撮影手法(概略)デジタルカメラ素子と高速度ビデオ
  光波長と色表色系 データ処理と圧縮演算と離散化誤差人の目と機械の目
 高速度ビデオ撮影法には以下の内容が含まれます( データ構造映像の特徴
  光波長の影響電極固定/移動活性フラックス表面温度測定
  時間軸の解析統計的処理冷陰極・熱陰極GMA溶接現象解析

7.安全・感電・腐食 水中加工技術では、感電が死に直結します。安全に作業するために必要な知識を以下の順序で紹介します 安全衛生対策労働安全と知識
  感電と水中作業安全の法律漏電・感電・火災接地電気部材
  溶接切断事故例安全対策 感電への知覚人体の電気抵抗水中での感電
  水中での安全方策感電事故防止方策接地と感電防止

2012.2.12作成 2024.2.18改定

目 次
 衣-食-住 と生産-流通-消費
 今まで多様な書籍を読んできました。一般的な書籍の場合、国や当事者の名前、行った事業の名前やその大まかな影響の知識を得られますが、具体的な手法や機器の性能や限界がブラックボックスのままで、ブレークスルーを起こすための努力が記述されます。
 専門的書物は原理や反応過程が中心で、実際の反応に大きく寄与する各種機器の性能や限界などに関する現実的な問題点はあいまいです。鉄道や通信に関する歴史書では、南北戦争やドイツの戦争にそれらの技術がどのように応用されたのか、あるいは開発を主導した偉人や実際に運用した女性或いは現地人たちの働きや差別の実態が記述されます。
 原書房の「食」の図書館シリーズは、多様な観点からの記述が多く、今まで知らなかったことや、見過ごしてきた事柄を気づかされます。最近の食や農業の観点で記述された歴史書には、遺伝子工学による新知識或いは流通に関与した人たちの社会的立場などが比較的中立的に記述されていて、新たな視点が得られます。
 色と光の科学,小島憲道,末元徹(講談社)がお勧めです。